2024年6月11日 更新
先輩職員の声
国家公務員を目指している皆様に向けて、神戸運輸監理部に勤務している先輩職員からのメッセージをご紹介します。
総務企画部 企画課 係員(2024年入局)
神戸運輸監理部へ入局した理由やきっかけについて
海事行政を専門に仕事ができ、特化してキャリアを積んでいけるところに魅力を感じて入局しました。地元から近くよく遊びにきていた素敵な神戸で働くことができ、魅力ある神戸港に携わる仕事ができるところも入局したいと思ったきっかけです。あとは転勤が少ないことも。
就職前後で感じたギャップについて
業務経験豊富な上司の方々と身近に関わることができるところは、就職前の想像とギャップがあった部分です。あまり大きくない組織で各部署の人数も限られているので、新人であってもベテランの先輩に直接教わることができ、とても貴重な経験をさせていただいています。
また、船舶に関する監査や登録業務だけでなく、バリアフリー、各種イベントなど幅広い仕事をしている組織であるところも入局してから知りました。様々な業務やイベントを経験できる事がこれから楽しみです。
今の仕事の内容について
海事観光振興や、離島航路などの公共交通の維持・活性化に関する業務を行っています。
職場の雰囲気について
優しく、穏やかな方が多く、初めての業務で分からないことが多いですが丁寧に教えていただいています。困った事もすぐに相談でき、とても働きやすい雰囲気だと思います。
デスクからは海が見え、船が入港してくる様子も見ることができます。少し疲れたときにリフレッシュでき、とてもよい環境です。
国家公務員を目指す方へのメッセージ
試験勉強に面接に大変な中ですが、体調に気をつけてあともう少し頑張ってください!様々な官庁があり、志望を決めることも大変だと思いますが、説明会や官庁訪問など積極的に参加してみて、自分に合う職場を見つけてほしいと思います。
海上安全環境部 運航労務監理官 係員級(2020年入局)
神戸運輸監理部へ入局した理由やきっかけについて
職場説明会の際に、働いている職員の方々の顔が素敵だと感じました。
また、私自身が兵庫県内出身ということもあり、県内で勤務でき転勤が少ないことにも魅力を感じ、入局を決めました。
今の仕事の内容について
停泊中の日本国籍船に対して、船員法等の関係法令に基づき船員の労働条件等が保護されているか、船舶が安全に運航するための運航管理体制が正しく運用されているか等の監査を行っております。
海難事故等の重大な事故が発生した場合には、停泊中の監査(通常監査)ではなく特別監査により、事故が起きた原因・背景について分析を行います。
日々の監査だけではなく、講習会等も実施しており、事業者や船員の安全意識の向上に努めております。
職場の雰囲気について
現在所属している部署では、私が一番若く経験が浅いですが、先輩職員の皆様は優しく聡明で、雰囲気も和気あいあいとしており、楽しく仕事に励むことができております!
神戸運輸監理部全体でも、風通しが良い職場で、皆さん優しくて面白い職員の方々ばかりです!!
出向経験について
2022年4月から2年間、大阪航空局へ出向しており、主に航空機騒音の対策として空港周辺に住まわれている住民の生活環境の安定を目的として、建物等の移転補償といった業務を行っておりました。
同じ国土交通省の組織ではあるものの、神戸運輸監理部とはまったく異なる業務なので大変に感じることもありましたが、考え方や視野が広がりとても良い経験でした。
国家公務員を目指す方へのメッセージ
夏の暑い中大変だと思いますが、自分に合う職場がきっと見つかりますので、気を張らずゆっくり頑張ってください!!!
また、このメッセージを見ている皆様と一緒に働く機会があるかも知れませんので、楽しみに待っています!!!!!
総務企画部 総務課 係長(2016年入局)
これまでの業務経験について
神戸運輸監理部に採用されてから6つの部署で、旅客船の業務や船員の業務、船舶検査の事務業務、会計業務など様々な経験をさせてもらいました。
旅客船の業務では、離島への航路事業者に対して補助金を交付する仕事などを主に旅客船事業者の方々と関わり、 船員の業務では、船舶での仕事に従事している船員さんと直接関わり、船舶検査の事務業務では、海事代理士や部品の製造事業者の方々・・・と 多々経験する中で、ひとえに「海事行政」と言えども、様々な関わり方があるということを実感しています。
直近では、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会の交通局にて、万博会場である夢洲への来場者輸送に関する交通アクセスの仕事にも関わりました。
交通アクセスというと、鉄道やバスといった手段がイメージされやすいですが、私が関わったのは船による水上輸送に関する業務です。 大阪・関西万博は、四方を海に囲まれた会場で実施する初めての「海の万博」ということもあり、大阪や関西圏の船による輸送の機運が高まっています。
そうした中で船が夢洲へ着桟できる環境を整えるべく、地方自治体や事業者、そして国と調整を行いました。 調整を行う中で、学んできた知識を活かせるところも多々あり、経験が無駄にならないことを実感できました。 一方で、知識不足な面も実感させられたので、船に立ち入る仕事など未経験業務についてもチャレンジしてみたいな、と考えています。
今の仕事の内容について
現在所属しているのは、総務課という部署です。名称的にどういった業務をしているのかイメージしにくいかと思いますが、主だった業務としては、職場の長である神戸運輸監理部長の秘書業務や文書管理業務、その他の業務として職場全体のどこの部署の所掌でもない業務の対応を行っています。
縁の下の力持ち、という表現をすれば聞こえはいいですが、他部署との調整対応が多く、自分のペースで仕事ができるわけではないので、正直なところバタバタしがちです(笑)
ただその分、様々な部署の方と関わることが多く、多くの方と仲良くできるのが1つの魅力と感じています。
職場の雰囲気について
就活をしていた頃は、国家公務員というと、生真面目で堅苦しい方が多いのかな、というイメージでした。
ですが、採用後にお会いしてみると、生真面目で堅苦しい人はほとんどおらず(もちろん良い意味です!笑)、仕事面でもプライベートでも尊敬できる方々ばかりです。仕事の相談をすれば、経験値に基づいたアドバイスをいただけますし、仕事以外でも私の趣味のサッカーや筋トレの話で盛り上がったりと、楽しく仕事をさせていただいています。どんな仕事も自分ひとりで達成できるものではないので、そうした話しやすい雰囲気があるのはありがたいですね。
また、世代間の交流も盛んで、私自身、先輩後輩と旅行や食事へ行ったりと楽しい思い出がたくさんあります。
国家公務員を目指す方へのメッセージ
神戸運輸監理部という職場について、事前に認識されている方はほとんどいないのではないでしょうか。 私自身も、筆記試験後の合同採用説明会にて、組織を初めて認識し、官庁訪問し、採用され今に至ります。
採用人数が多い官署への訪問をしがちではありますが、訪問スケジュールの合間に神戸運輸監理部も入れてみてください。 神戸運輸監理部だからこそ得られる知識や業務が広がっていることを知れる機会になるかと思います。そうして知っていただいたことで、神戸運輸監理部という職場が、皆さんの一つの選択肢になれば幸いです!
就職活動は長く疲れるかと思いますが、あとひと踏ん張りです!頑張りすぎず、適度に甘めで、人生の転機を楽しんでください!
海事振興部 船舶産業課 主査(2014年入局)
これまでの業務経験について
平成26年に採用となり、総務企画部企画課に配属されました。その後は、育児休業をはさみながら、船舶安全環境課や再び総務企画部企画課を経て、現在は船舶産業課に所属しています。
今の仕事の内容について
現在は、船舶産業課にて、造船所の許可・登録業務や造船業・舶用工業の人材確保・育成のための研修の企画立案、マリンレジャー(舟艇産業)の振興、健全なボートレース(競艇)運営のための監督と多岐にわたる業務に携わっています。実際の業務内容も、法律に基づく手続対応等の執務室で行うものだけでなく、イベント出展等執務室以外での業務もあります。
家庭と仕事の両立について
現在は、8歳、5歳、1歳の三姉妹を育てておりドタバタな毎日ですが、育時時間の制度を活用させていただき本来の終業時間よりも早く帰ることで、保育園のお迎えや子供との時間を確保することができ本当に助かっています。
夏季休暇や年次休暇もしっかりと取得することができるので、子供の保育園や小学校の行事にも参加できており、仕事をしながらも家族との時間をしっかりもつことができています。
国家公務員を目指す方へのメッセージ
官庁訪問の時期は様々な官庁の業務説明会に参加し、すごくワクワクしていた記憶があります。漠然としか捉えられなかった業務を把握できたり、そもそもこの官庁はこの業務も行っているのかと新しい発見もあったり。
暑い時期ではありますが、様々な官庁の業務説明会等に足を運んでみることをおすすめします。その中で、少しでも神戸運輸監理部に興味を持っていただき、皆様と一緒に働くことができたら嬉しいです。
海上安全環境部 外国船舶監督官 課長補佐級(2005年入局)
これまでの業務経験について
主に海事系の各種事業法関係業務、船員窓口業務、船舶検査事務、人事課業務および現在の船舶監督業務と様々な業務を経験させて頂いてきました。どの業務も海事というキーワードで結びつく仕事なので、体系立てて経験を積んで行きやすい職場だと感じています。
今の仕事の内容について
管轄内の港に入港してくる外国籍船舶に対して検査を実施します。英語での対応が求められ、異なる国の乗組員とコミュニケーションを取るにあたりスムーズにいかない事も多いのですが、焦らず丁寧に説明すれば必ず理解して頂けます。
検査時に確認する事項は、検査船舶が各種国際条約に適合している旨の証明書、船員の乗組資格や労働時間、搭載設備の使用および保守の記録といった書類検査に始まり、実際に船内を回っての各種設備の操作に関する習熟確認、作動確認と多岐に渡ります。
検査実施にあたっては、技術職採用の職員とペアで立ち入る事が多く、日々、新鮮な知識、感覚を勉強する事が出来ます。
家庭と仕事の両立について
両立はしやすい職場環境と思います。実際に人事担当者へ相談のうえ、妻とバトンタッチする形で一年間の育児休業を取得させて頂きました。
また、子供の保育所の送り迎え等に対応できるよう仕事を効率的に片付ける事を日々考えるようになり、同時に育児に関しても仕事で学んだ段取り力が大変役に立ったりと、仕事と家庭とを一体的に考えるようになれた事も両立のポイントかと感じています。
休日は育児が仕事であり、子供の成長していく姿を感じれる事は自分にとってこの上ない楽しみです。
国家公務員を目指す方へのメッセージ
視野を広く持って、ぜひ自分にあった職場を見つけてください。暑い中での就職活動となるかと思いますが、体調に気を配りつつ、悔いのないよう頑張ってください!