観光振興−観光人材育成−「神戸・瀬戸内学」特別講座
総務企画部 企画課長 松浦 茂樹
神戸運輸監理部と流通科学大学が連携協定を結び、平成21年度からスタートした「神戸・瀬戸内学」は、今年度で4年目を迎えます。
対象は、サービス産業学部2学科の1回生、2回生を中心に、受講人数は50名程度。1月9日は国の観光政策全般と神戸運輸監理部の取り組みについて講義し、16日は昨年11月末から催行された「にっぽん丸瀬戸内クルーズ」を題材に、乗船した学生からの報告も含めクルーズ観光について講義しました。
にっぽん丸に乗船した学生4人の報告は、「船内でのエンターテイメイント若手出演者を無料で乗船・出演してもらうことでクルーズを体験してもらう。」「若者を惹きつける『神戸コレクション』や『婚活イベント』『コスプレ大会』などを開催する。」など、若者目線によるクルーズ振興策について的を射たアイデア満載の提案でした。
それぞれの講義に課した課題レポートでも下記のとおり様々なユニークな意見をもらいました。
対象は、サービス産業学部2学科の1回生、2回生を中心に、受講人数は50名程度。1月9日は国の観光政策全般と神戸運輸監理部の取り組みについて講義し、16日は昨年11月末から催行された「にっぽん丸瀬戸内クルーズ」を題材に、乗船した学生からの報告も含めクルーズ観光について講義しました。
にっぽん丸に乗船した学生4人の報告は、「船内でのエンターテイメイント若手出演者を無料で乗船・出演してもらうことでクルーズを体験してもらう。」「若者を惹きつける『神戸コレクション』や『婚活イベント』『コスプレ大会』などを開催する。」など、若者目線によるクルーズ振興策について的を射たアイデア満載の提案でした。
それぞれの講義に課した課題レポートでも下記のとおり様々なユニークな意見をもらいました。
◆「旅行離れが著しい若者を旅に誘い出す企画」では、
にっぽん丸に乗船した学生による報告
- 恋にちなんだパワースポットや恋がかなうスポット・施設をつくり宣伝する。
- 「恋人同士の日帰り旅」をリーズナブルな料金で造成。
- イベントに参加するのでなく、自分たちで創り上げるようなツアー。
◆「みなとまち神戸に若いカップルを惹きつける企画」では、
- 定点記念撮影ポイントをつくり、記念日ごとでの撮影を促し、いつまでも変わらない2人の愛を確認してもらう。
- 合コンイベントで成立したカップルに、神戸でのプロポーズ儀式や結婚式に対する割引券をプレゼントして、リピートを促す。
- プロポーズの日のイベントに、大観覧車なども参加してもらい、電光掲示のカウントダウンやおめでとうの表示、観覧車の乗車もカップル専用時間帯なども設ける。
◆「どうすれば売れる瀬戸内クルーズ」では、
- アニメやゲームの聖地に寄港し、船内ではコスプレ、映画上映や対戦バトルも。人気があり海に関係した「ワンピース」などは最適の対象か。
- 観光学科を擁する全国の大学のゼミ生を、船内でのお手伝いやイベント補助も含めて格安で定期的に受け入れ、体験させる。
- (例えば観光系企業の)企業説明会を(有料でも)クルーズ船で実施する。
若者の旅行離れを放置すれば、10年20年先に旅行人口が大幅に減少することが懸念されています。どうすれば若者を旅行に誘い出せるのかを、学生とともに模索し、チャレンジしていきたいと思います。