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神戸海事広報大使|行ってきました!高松「船の祭典2010」印刷用ページ

 大使の初の大仕事として、5月から高松で開催されている「船の祭典2010」に、大矢哲紀くんと杉山浩大くんの2名が、6月12日(土)〜13日(日)と親善訪問してきました。
 色々な船などを見学して、みずから勉強をするとともに、大使としての「任務」も果たしてきました。

《 6/12(土) 》

〜その1 “海猿”を育てる海上保安庁 大型練習巡視船「みうら」を見学〜
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【大矢君】今回、最初に行かせてもらった練習巡視船「みうら」は、練習船というだけあってたくさんの訓練生の人たちが乗っていました。船の中には大きなレーダーがあったり、学生教室があったりとびっくりしましたが、一番びっくりしたのは、壁に貼ってあった教官の「吐いても泣くな!すぐ持ち場に戻れ。このくらいのことでくじけるようなら海保はつとまらない!」(※だったと思います)厳しい言葉でした。やっぱり海猿を育てる海上保安庁だけあって大変なんだと思いました。  
(大矢君は、「きっと、最初はみんな船酔いするんだろうなあ、船内の階段はどれも急で、移動するのも大変そう。」・・・と思ったそうです。)
〜その2 「こんなに狭いんだぁ」灯台「せとしるべ」を見学〜
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防波堤の先端に立つ赤灯台
【大矢君】灯台「せとしるべ」は、正直、中に入って一番上に行くまでが急なはしごになっていて、こんなに狭いんだなあと少し怖い気がしたけど、上に着いたときの景色はすごくきれいで、さすがあまり見れないだけあると思いました。
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こんなに狭いところをのぼるとは・・・
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港の入り口を示す赤いランプ---大きい!

《 6/13(日) 》

〜その3 瀬戸内4県の島々を診て回る診療船「済生丸(さいせいまる)」を見学
 阪神淡路大震災では、神戸に救援物資を運んだり、長田地区で診察をしてくれたそうです。
【大矢君】「済生丸」は、全体的に「これが船なのか」と思うくらい病院のような作りになっていて驚きました。ふと壁を見ると「阪神大震災に関わっていた」ということと、写真が貼られていて、神戸もこの診療船のお世話になっていたんだなということに気がつきました。
【杉山君】橋げたが細くて、船に乗るとき怖かった。揺れてる船の中でお医者さんにみてもらうのは大変だと思った。
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済生丸
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阪神大震災の時はお世話になりました!
〜その4 「フェリーでエコ体験スクール」でみんなにあいさつ〜
環境にやさしいフェリーの船内で「エコ体験スクール」が開催され、170名を超える親子が参加(4回開催のうち3回目)。
 この中で「スペシャルゲスト」として大使の2名が紹介され、代表して大矢くんがみんなにあいさつ。「高松で船のことを勉強させてもらいました。神戸に帰って、船が私たちの生活や地球環境にものすごく役立っていることをみんなに知らせていきたい。」と語り、杉山くんからは「フェリー会社がんばれ!」のメッセージを満載した色紙(大矢くんの神戸市立港島中学校と杉山くんの神戸市立本山南中学校からのもの2枚)を宇高国道フェリーの方に手渡しました。
【大矢君】みんなへのあいさつはすごくきんちょうしたけど、もう一人のゲスト、ご当地ヒーロー「マヴェル※」のフォローのおかげで、何とか思いを伝えられたし、色紙でみんなの気持ちを伝えることができたのでよかったです。
【杉山君】大矢くん、代表のあいさつをしてくれてありがとうございました。ぼくはうまく話せないので、代表して話をしてくれてありがとう。大勢の前で緊張しました。プレゼントのバームクーヘンをもらって、みんなで食べておいしかったです。
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「大丈夫だ、落ち着いて。」とマヴェル
※「マヴェル」とは?!
蒼龍神マヴェルは、仲間と共に、【物を大事にする気持ちの大切さ】を常に考え、徳島の平和や環境を守る為に活動しているのだそうです。ホームページもあって、見るといろんなキャラクターがいて、思わずのめり込んでいってしまいそうなほどです。 右画像の右端はマヴェルの敵、異界のエリート集団グレゴイルの1人、氷裂神ゼルヴァイン。
〜その5 海上パレードで海上保安部長と共に登舷礼※に対する答礼〜
 この後、乗船しているフェリーの前で海上パレードが行われ、通過する大型練習巡視船「みうら」、巡視船「くまの」、大型消防船「すいりゅう」、その他管内の巡視船多数が、高松海上保安部長が乗船しているフェリーに対して乗組員が「敬礼!」をしながら通っていきました。これに対する「答礼」を、海上保安部長と共に、大使の2名も行うこととなり、船長帽をかぶってもらい、次々に船が通り過ぎる度に「敬礼!」を繰り返しました。
【大矢君】天気が悪かったせいか、すごく強い風が吹いていて目を開けることも大変だったけど、なんとか高松海上保安部部長に教えてもらった登舷礼をやりきれました。
【杉山君】寒い中の敬礼はつらかったけど、いろんな船が出てきてすごかった。

海上パレード
海上保安部の船が列をなし、次々と登舷礼をしながら通過していきます。
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上甲板に整列して敬礼
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※「 登舷礼(とうげんれい)」とは・・・
  乗組員全員を上甲板に整列させて、相手船に敬意を表す儀式のことです。
  これには、船内で戦闘準備行動をしていないこと=敵意のないことを相手に示す意味合いがあるのだそうです。
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伊藤高松海上保安部長じきじきに教わる。練習中の様子。
★正しい敬礼の仕方も教わりました!
  右手を、相手の方に手のひらを見せないような角度で、指をまっすぐにそろえて、肘をあげます。

     
〜その6 ジャンボフェリーで「船長」体験〜
 高松を後にして、帰りはゆったりジャンボフェリーでの船旅となりました。
 この船内でも、今回の最後の体験として船を動かす場所「ブリッジ」におじゃまして、船長さんから操船(船の動かし方)を教えてもらいました。舵(かじ)をもたせてもらったり、レーダーや海図の見方、見張りの仕方など、色々と教えてもらいました。
 最後に、杉山くんから応援の色紙(フェリーがんばれ)を船長にプレゼントしました。
【大矢君】大きな船の舵を持ったときは少しドキドキしました。他にも「双眼鏡」を使わせてもらって見張り(ワッチ)をさせてもらい、たくさんの体験をさせてもらえたし、今回も色紙を渡して感謝の気持ちを伝えられたのでよかったです。
【杉山君】いろんな機械があってすごいと思った。舵のとり方が難しかった。見張りに使う望遠鏡はすごくよく見えて、すごく近くに感じた。ありがとうございました。
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レーダーの見方を教わっています。
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ワッチをしている様子。
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フェリーがんばってください。
 こうして海事広報大使の初活動は、いろんな方のご協力により、無事成功をおさめました。

 海事広報大使のお二人、大変ご苦労さまでした!そして大矢くんの神戸市立港島中学校と杉山くんの神戸市立本山南中学校のクラスの皆さん、フェリー会社を応援する色紙を作ってくださってありがとうございました。

 また、高松市の関係機関の皆様、この場をお借りしまして心からお礼申し上げます。

神戸海事広報大使

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