神戸海事広報大使|「海王丸」における海洋教室に参加しました
「海王丸」における海洋教室に参加しました
神戸海事広報大使
平成23年7月17日(日)、練習帆船海王丸(2,556トン)における「海洋教室」が実施され、海事広報大使の竹内維吹君と大矢哲紀君も参加しました。
大変強い日差しが照りつける日でしたが、台風6号が接近しており、その日の夜には海王丸が港を離れて安全な海域に避難することが決定していたところでしたが、ぎりぎりのスケジュールで開催が実現したのでした。
【竹内君】
マストは4つあったのは知っていたけれども、1つ1つのマストに名前があるのはびっくりしました。
※船首(前方)から順にフォアマスト、メインマスト、ミズンマスト、ジガーマストと呼びます。
【大矢君】
特に印象的だったのは、船の帆を動かす体験でした。最初、帆を見たときは「大きいなぁ」と思ったので本当に動かせるのか疑問に感じたけど、何とか動かすことができました。
特に印象的だったのは、船の帆を動かす体験でした。最初、帆を見たときは「大きいなぁ」と思ったので本当に動かせるのか疑問に感じたけど、何とか動かすことができました。
ヤード(マストの横方向についている帆桁)の角度を変える作業。角度を動かしたので、平行ではなくなっているのが見てわかります。
【竹内君】
舵輪は映画であるような、人と少し小さいくらいで、前を向き舵輪の前に立ちくるくる回すのかと思っていたら違いました。
「舵輪(だりん)」・・・前後に2重についているのは、天気が荒れているときに回すと重いので、大勢で回すことができるためです。
舵輪は映画であるような、人と少し小さいくらいで、前を向き舵輪の前に立ちくるくる回すのかと思っていたら違いました。
「舵輪(だりん)」・・・前後に2重についているのは、天気が荒れているときに回すと重いので、大勢で回すことができるためです。
船内の見学。
上左:船橋
上右:調理場(台所)
下左:倉庫
【竹内君】
時鐘が1回鳴ると30分経過、ということだそうです。
(※「時鐘(じしょう)」・・・時刻を知らせる鐘。航行中の見はりの交代などを知らせたりします。鐘の表面には船名がきざまれています。)
海洋教室のおわりに、海王丸の甲斐船長から修了証の授与があり、竹内君が代表して受け取りました。
今回、大使の2人はそれぞれ友達と一緒に参加してくれました。
海事広報大使は、海に関することをいろいろ学んで、大使本人の目線や言葉でみなさんに発信してもらうことを役割としていて、このことで海に興味を持つ人が増えていくことを目的としていますので、その意味では大きな貢献をしてくれました。
海事広報大使は、海に関することをいろいろ学んで、大使本人の目線や言葉でみなさんに発信してもらうことを役割としていて、このことで海に興味を持つ人が増えていくことを目的としていますので、その意味では大きな貢献をしてくれました。