神戸海事広報大使|「神戸・みなと体験」〜3代目海事広報大使へ
昨年に引き続き、神戸海事地域人材確保連携協議会の主催で 冬休み開始早々の12月26日に「神戸・みなと体験」を開催しました。今年度は26名(子供17名、保護者9名)の参加があり、神戸港の各施設で様々な体験や勉強をしてもらいました。
神戸港中突堤中央旅客船ターミナル「かもめりあ」にて集合し、そのまま遊覧船「ファンタジー」に乗船して、神戸港のことなら誰よりも詳しい、神戸港振興協会の森田部長のガイドを聞きながら、神戸港内を見学しました。
三菱重工神戸造船所の新造船。
2012年の夏頃にはこの光景も見納めです
2012年の夏頃にはこの光景も見納めです
海洋研究開発機構(JAMSTEC)潜水調査船「よこすか」。「しんかい6500」の支援母船です
第五管区海上保安本部の巡視船「せっつ」
タグボートに引っ張られているのは「はしけ(バージ)」。昔の神戸港ではたくさん見られました
船内で、現在活躍中の2代目海事広
報大使の三木くんと村下さんを紹介
報大使の三木くんと村下さんを紹介
朝日放送が取材で同行されていました
神戸港見学のあとは、バスに乗り換えて神戸大学海事科学研究科へ移動。神戸大学海事科学部では、船橋と機関室の操船シミュレータを体験させてもらいました。
船橋のシミュレータでは、舵を切ってもすぐには向きを変えないし、停めようと思ってもなかなか停められない船の操縦の難しさがわかりましたし、機関室のシミュレータでは、いま行っているボタンやレバーの操作、どんなことをしているところなのかを同時に説明してもらったので、イメージがしやすかったです。
船橋のシミュレータでは、舵を切ってもすぐには向きを変えないし、停めようと思ってもなかなか停められない船の操縦の難しさがわかりましたし、機関室のシミュレータでは、いま行っているボタンやレバーの操作、どんなことをしているところなのかを同時に説明してもらったので、イメージがしやすかったです。
モニターに映り込んでいるのは建物で
はありません。大型船のエンジンです
はありません。大型船のエンジンです
エンジンスタンバイのシミュレーション体験
防波堤に衝突しそうになりました。(シミュレーションでよかったです;)
また、昭和33年からの歴史のある海事博物館内を、詳しく説明してもらいながら見学させていただきました。
海事博物館の展示模型のお値段を聞いてびっくり
※神戸大学海事科学部は、外航船員になるための勉強をする大学で、以前は「神戸商船大学」という名前でしたが、2003年に神戸大学と合併しました。教室での授業以外にも、乗船実習(船に乗って実際の船のことを勉強する)もあります。
昼食を済ませたあと、またバスに乗ってポートアイランドへ移動し、こんどは港湾職業能力開発短期大学校神戸校でガントリークレーンの操縦シミュレータと天井クレーン、フォークリフトの体験、見学をしました。
上から見おろしながらUFO
キャッチャーをしているようでした
キャッチャーをしているようでした
本物のフォークリフトに乗ってみました
※港湾職業能力開発短期大学校神戸校は、実際の職業の技能を訓練し、はたらく人の能力を開発・向上を促進することなどを目的にしています。ガントリークレーンも資格が必要ですが、このような特殊な資格を取るために、普通なら練習できないことも、勉強しながらシミュレーション訓練や実習ができる学校です。
そのあとポートアイランド内の神戸国際コンテナターミナルへ移動し、ビルの屋上から本物のガントリークレーンの荷役を見学しました。
シミュレーションでやってみたガントリーの荷役作業、本物を間近に見ることで更に理解が深まりました。コンテナもガントリークレーンも、とにかく大きいのです!そして実際の港では風も吹いているし、クレーンの操作はとても難しいのです。
シミュレーションでやってみたガントリーの荷役作業、本物を間近に見ることで更に理解が深まりました。コンテナもガントリークレーンも、とにかく大きいのです!そして実際の港では風も吹いているし、クレーンの操作はとても難しいのです。
屋上から見学。強風で寒かったです
コンテナヤード
メリケンパークへ移動してみんなで記念撮影をし、そのあと神戸海洋博物館内を見学しました。参加した子供達には感想文を提出してもらい、その中から第3代目の海事広報大使を選定します。
みなさん、お疲れ様でした!
みなさん、お疲れ様でした!