

高齢化と若年者の不足が顕著化する中、造船関連事業においても、労働者の安定的な確保及び育成は喫緊の課題です。そのような状況の中、近年、四国管内の高等学校に造船工学を学ぶ科(コース)が新設され、現在、3校で造船教育が行われています。四国運輸局ではこの3校も加入している全国高校造船教育研究会とも連携し、高校教育の場における造船工学の拡充を目指しています。
産学官の連携については、愛媛大学工学部附属船舶海洋工学センターにも参画し、運営会議の場において意見交換を行っております。
また、各企業や今治市などで構成されている今治地域造船技術センターでは、新人研修や専門技能の向上研修を行っているところですが、これについても、四国運輸局では関係団体などと連携し支援を行っています。