鉄道による輸送の安全・安心が確保されるための検査、監査を実施しており、併せて施設、車両の更新に対する支援、利用者の利便向上に繋がる施策の推進などの鉄道を支える業務を担っています。
鉄道部の業務
鉄道による輸送の安全・安心が確保されるための検査、監査を実施しており、併せて施設、車両の更新に対する支援、利用者の利便向上に繋がる施策の推進などの鉄道を支える業務を担っています。
計画課
- 鉄道事業の許認可
鉄道事業における許認可業務として、主に運賃・料金の設定、変更に係る申請について審査を行っています。
- 地方鉄道の維持・活性化に関する支援
地方鉄道の維持・活性化と輸送の安全を確保するため、信号保安設備、線路設備、車両設備等の更新を鉄道事業者への補助金の交付を通じて支援しています。また、高齢者や障害者、訪日外国人旅行者などの移動手段を確保するため、低床式車両の導入や案内設備の多言語化、鉄道駅のバリアフリー化に対しても補助金の交付を行っています。

10月14日の鉄道の日に向けて、鉄道事業者、関係団体とともに四国「鉄道の日」実行委員会を組織し、施設見学会など多彩な行事を実施しています。
技術・防災課
- 鉄道施設の安全審査
鉄道等の施設が新設された場合や変更があった場合の許認可業務として、基準への適合性の確認を行っています。大規模な場合は現地で完成検査を実施します。
- 鉄道施設の減災対策・復旧支援
鉄道施設の耐震対策を推進するため、橋梁や高架橋の耐震対策費用の一部を補助しています。
一度災害が発生した場合には、被災状況の調査や復旧作業の進捗確認等を行うとともに、災害復旧事業費の補助も行っています。

写真は電車線高さ測定作業の様子ですが、施設の許認可・検査に加え、車両の許認可、踏切道の安全確保に関する業務など幅広い業務を担当しています。
鉄道安全監査官
- 監査業務
鉄道・軌道・索道の安全運行の確保、安全管理体制の向上を図るため、施設や車両、運転取り扱い等の状況についての保安監査を実施しています。計画的な監査に加え、春・秋の交通安全運動や年末年始総点検等、様々な機会を通じて、鉄道・軌道・索道事業者へ立ち入り、指導・監督を行っています。
安全指導推進官
- 鉄道の運転
運転士になるための動力車操縦者運転免許試験を実施するとともに、合格者に免許証の交付を行っています。
- 鉄道運転事故等への対応
鉄道運転事故及び事故が発生するおそれがあると認められる事態等の調査、原因究明及び再発防止対策の指示・指導を行っています。また、運輸安全委員会が行う、鉄道事故等調査に係る支援業務も行っています。