2017.02.13〜02.15

中部運輸局では、２月１３日の月曜日から３日間、各地域が自らの公共交通施策を披露し、そのプレゼンに対し有識者が鋭く切り込む「第三者評価委員会」を開催し、全国の運輸局に先駆けた独自の取組として、この第三者評価委員会の場を「公開」しました。

本来この場は、国の補助金の効果を評価するものですが、中部運輸局独自の取組として、補助が行われている路線だけではなく、広域的なネットワークを含めた地域の公共交通「網」としての評価を実施しています。

委員には、愛知工業大学の伊豆原先生と名古屋大学の加藤先生を招き、地域の公共交通について、ときには鋭い指摘、またときにはハッとするようなアドバイスが交わされるなど、各地域が真に公共交通「網」を形成するために非常に有益な議論が行われたと考えております。

中部運輸局では、会議の公開に加え、会議資料・概要の事後公表を予定するとともに、今回の議論が各地域に還元されるよう取り組んでおります。これらの取り組みを通し、各自治体の担当者のみならず、各地にお住まいの皆さまの公共交通に対する意識が高まることを期待しています。

中部運輸局は、これからも管内各地域で行われている地域公共交通の活性化に向けた取組を支援していきたいと考えています。