2017.05.16

平成29年5月16日（火）岐阜県岐阜市「ＯＫＢふれあい会館」において「地域公共交通セミナー（初級編）」を岐阜県と共催で開催し、県内の自治体やコンサル会社から41名の参加がありました。

プログラムの第１部では、岐阜運輸支局と岐阜県の担当者から、初めて地域公共交通に携わる自治体の職員を対象に、道路運送法等関係法令や地域公共交通会議等の運営方法、交通計画づくりや支援制度等に関する基礎的な知識について説明するとともに、岐阜県警察本部から講師をお招きし、改正道路交通法施行に伴う高齢者の免許更新制度等を踏まえ、高齢者の「足」の確保や各自治体の免許自主返納に関する取組について説明を行っていただきました。

プログラムの第２部では、希望する自治体と別室で個別相談会を実施しました。コミュニティバスやデマンド交通の運行にかかる道路運送法上の手続きや地域公共交通網形成計画の策定方法、地域公共交通確保維持改善事業についての相談が多く、１自治体あたり約30分程度相談を行いました。相談をうけた自治体からは直接話すことができて良かったとの感想をいただきました。

セミナー終了後のアンケートでは、各講義ともに「大変参考になった」「参考になった」との意見が大半を占めており、岐阜運輸支局では、今後も地域公共に関する知識向上と人材育成を図ることを目的としたセミナーを開催して参りたいと考えています。