2017.12.06

事業用自動車の事故削減に向けた取組については、平成21年3月に国土交通省においてとりまとめられた「事業用自動車総合安全プラン2009（以下「プラン2009」という。）」を受け、中部運輸局管内において、平成21年6月に「中部ブロック事業用自動車安全対策会議」を立ちあげ、事業用自動車の事故削減目標を定め、この達成に向け各種取組を実施してきたところです。

今回、昨年発生した軽井沢スキーバス事故をはじめとする昨今の状況変化を踏まえ、国土交通省においてプラン2009を見直す形で、この6月に「事業用自動車総合安全プラン2020」が取りまとめられたことを受け、中部ブロックとしても事業用自動車の事故削減に向けた更なる取組の推進を図るため、平成29年12月6日、名古屋合同庁舎第1号館11階会議室において、標記会議を開催しました。

当会議には中部運輸局をはじめ、自動車運送事業関係団体、自動車整備振興会、労働組合及び自動車事故対策機構の担当者50名が一堂に会し、事業用自動車の事故の削減に向け、平成32（2020）年までに中部ブロックにおいて事業用自動車が第一当事者となる事故等について、以下の目標値が定められました。

　　　　　　　　　 　死者数・・・・・・・20人以下
　　　　　　　　　　　人身事故件数・・・・2,550件以下
　　　　　　　　　　　飲酒運転・・・・・・ゼロ

また、当該目標を達成するための施策についても議論が行われ、「事業用自動車総合安全プラン中部ブロック取組計画」が取りまとめられました。

今後とも、事業用自動車のさらなる事故の削減に向け、取りまとめられた取組計画に沿って、中部運輸局及び関係団体等が一丸となった取組みを推進してまいります。