国土交通省 中部運輸局

中部運輸局の活動

愛知県立水産高等学校 水産食品科生徒を対象としたシップスクールを開催しました。

2019.02.07

 

中部運輸局では、船員不足とともに、船員が罹患している生活習慣病の改善にむけた取り組みとして、船内調理要員(司厨員)の確保にむけた取り組みを進めています。

当運輸局管内の水産高校等の施設では、司厨員を養成する課程をもつ学校が無く、また、大型船等における調理業務の実情や、その船員たちの業務実態などは知る機会がほとんどないという実態があります。

船の職場の魅力を見いだすため、また、司厨員という船員の健康を司る職務の重要性などを学習するため、愛知県立三谷水産高等学校の水産食品科の生徒(2年生)を対象に、中部船員対策連絡協議会、東海北陸旅客船協会、そして、太平洋フェリー鰍フ協力により、フェリー「いしかり」を活用して、平成31年2月7日にシップスクールを開催しました。

生徒達は、運輸局から司厨員の制度や船員の暮らし、休暇、労働時間等の講話を聞いた後、「いしかり」船内の調理場やブリッジ(船橋)、機関室などを見学しました。その後、「いしかり」で働く若き船員さんを講師に招き、司厨員としての生活や仕事のやりがい、仕事以外の時間の過ごし方などのお話をしていただきました。講師の方も学生たちと近い年代であることもあり、「働く上で必要なことは?」「調理師などの免許はないが、働きながら調理師の資格はとれるのか?」「仕事外での船内でどのようなことをしているのか?」など働く上での疑問点やスキル、心構えなどをつかもうとしていました。

四方を海に囲まれたわが国では、海外、国内の輸送において船舶が大変重要な役割を果たしています。中部運輸局では、将来の船員の担い手を確保・育成するため、引き続き、
各種セミナーや海洋教育の推進に取り組んでまいります。

国土交通省では、新学習指導要領に対応した海洋教育の充実のための海洋教育プログラムを提案しています。中部運輸局もこれら海洋教育を支援する「出前講座」「施設見学会」についてパンフレットを作成して、平成30年11月に静岡市教育委員会事務局を通じ、市内小中学校に提案しています。引き続き海洋教育推進に向け支援してまいります。

愛知県立水産高等学校 水産食品科生徒を対象としたシップスクールを開催しました。

愛知県立水産高等学校 水産食品科生徒を対象としたシップスクールを開催しました。

愛知県立水産高等学校 水産食品科生徒を対象としたシップスクールを開催しました。

愛知県立水産高等学校 水産食品科生徒を対象としたシップスクールを開催しました。

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愛知県立水産高等学校 水産食品科生徒を対象としたシップスクールを開催しました。

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