鳥羽港に大型クルーズ船「EUROPA（オイローパ）2」が初寄港しました。
2019.05.10
～ 赤いハンカチでお見送り ～
令和元年５月１０日(金)ドイツの会社が運営するマルタ船籍の大型クルーズ船「EUROPA（オイローパ）2」（４２．８３０㌧）が三重県の鳥羽港に初寄港しました。
当日は晴天に恵まれ、ドイツ人を中心とした乗客約４５０人は、沖泊したクルーズ船から小型船で上陸し、バスツアーで伊勢神宮や海女小屋体験施設など訪れました。
ヨーロッパでは、サイクリングも盛んで今回は、オフィシャルサイクリングツアーに20名の方が参加されていました。
鳥羽マリンターミナルでは、初入港の歓迎式典が開かれレリーフ等の記念交換が行われ、出港時には、恒例となる旅客船に乗船し「赤いハンカチ」と「トランペットの演奏」での航海の無事と再会を祈念し歓迎ムードの創出が行われました。
赤いハンカチの見送りについては、世界の真珠王と呼ばれた御木本幸吉氏が渡米の日に船上でステッキの先に赤いハンカチを巻き高く掲げ「再会の約束」としたという謂れから鳥羽での歓迎出港セレモニーとして受け継がれています。
リメンバー赤いハンカチのセレモニーは、無料で参加できるとのことですので、鳥羽での思い出として参加してみてください。
伊勢志摩エリアでは、鳥羽港クルーズ誘致受入協議会が今年1月に立上げられ官民一体でクルーズ振興に取り組んでいます。
