鳥羽商船高等専門学校でキャリアデザイン授業を実施しました
2019.05.15
中部運輸局では、若年船員・海事産業の人材確保・育成のため、水産系高校等と海運事業者との求人求職情報を共有し、効率的マッチングにより雇用促進を図る取り組みを進めています。
今回、中部運輸局と中部地方船員対策連絡協議会が連携し、鳥羽商船高等専門学校の協力のもと、同校の商船学科四年生（32名）に向けて、キャリアデザイン授業として船会社による業務内容の紹介を行いました。
講師として鹿児島船舶㈱、太平洋フェリー㈱、グリーン海事㈱の担当者から、一日の仕事内容や乗船サイクル、キャリアプラン等について動画やパワーポイントを使った授業を行い、学生は真剣に聞き入っていました。
講演後のアンケートでは、「会社によって休みの周期や期間、船内設備などほとんどのことが全く違うという事が知れたのでとても参考になった。」、「実際に会社で働いている方達の話を聞くことで、自分の就職後のイメージが膨らみ来年度の就職活動に意欲的に取り組める。」、「海運業界、特に海上職は性質上、自身でのインターネットを使用した企業研究には限りがあるので、このような機会があるのはとてもうれしい。」、「インターンシップに参加する前にこのような説明会に参加でき、不安が少し軽減された。」等の意見があり、今後の説明会ついて参加者全員が継続してほしいとの回答がありました。
中部運輸局では、将来の船員の担い手を確保・育成するため、各種セミナーや海洋教育の推進に引き続き取り組んでまいります。
