国土交通省 中部運輸局

中部運輸局の活動

鳥羽で船員災害防止大会、生存対策講習会が開催されました。

2019.09.10

 

国土交通省と水産庁が主唱者となり、毎年9月を「船員労働安全衛生月間」として船員の労働安全衛生思想の普及活動と、関係者による安全衛生活動等を、全国一斉に各地で実施しています。
 「船員労働安全衛生月間」における活動の一環として、三重県鳥羽市で令和元年9月10日(火)に、船員災害防止協会中部支部の主催で、船員災害防止大会と生存対策講習会(サバイバルトレーニング)が開催されました。

船員災害防止大会には、船員や海運会社の役員等を含めて約40名の方々が参加して、災害防止への機運を高めるための大会宣言が行われ、出席した中島中部運輸局次長からは船員の災害防止・疾病予防の推進に向けた取組みに対する激励を行いました。

生存対策講習会では、非常時の退船(本船から船外への退出)を想定して、海上に落下させた救命いかだを実際に使用した訓練を行いました。

カプセル状の容器に折りたたまれた救命いかだが、海面落下に伴い自動的に浮上したあと、退船想定の2名がライフジャケットを装備した状態で海中へ飛び込んで救命いかだに乗り込んだり、救助者を引き上げたりするなどの非常時における手順を確認しながら行われ、参加者からは「貴重な体験ができた」との声が多く聞かれました。

中部運輸局では様々な機会を活用して、船員の労働安全衛生環境の向上に向けた取り組みの支援を行ってまいります。

鳥羽で船員災害防止大会、生存対策講習会が開催されました。

鳥羽で船員災害防止大会、生存対策講習会が開催されました。

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