年末年始の輸送安全総点検期間が始まりました
2019.12.10
〜中部運輸局長が乗合バス事業者に対する現地確認を実施〜
毎年12月10日から翌年1月10日までの期間、国土交通省では「年末年始の輸送等安全総点検」として各輸送機関における安全管理状況の自主点検を通じ、(ひと・もの)が大きく動くこの時期に官民挙げて輸送の安全確保に万全を期すための取組みを推進しています。
今回は以下の項目を重点点検事項とし、各運送事業者における自主点検の実施、その結果を踏まえ必要に応じ対策の強化を依頼しております。
- 安全管理の実施状況
- 災害時等の通報・連絡・指示体制
- テロ対策
- 新型インフルエンザ対策
当期間の初日となる12月10日、坪井史憲中部運輸局長が乗合バス事業者である名鉄バス株式会社津島営業所に対する現地確認を実施しました。
冒頭で瀧修一代表取締役常務はじめ名鉄バス関係者に対し坪井局長から訓示を行い、その後営業所内の設備及び点呼執行状況等、輸送の安全確保の取組状況及び自主点検の実施状況について確認したほか、昨年から貸切・高速バス車両、本年から一般路線バス車両に搭載されたドライバー異常時対応システムについてそれぞれ実際に乗車し作動状況を確認しました。
最後に、瀧常務から「事故ゼロを目指し全社を挙げて輸送の安全に向けた取組みを推進する」と力強い決意を伺い、現地確認を終了しました。
中部運輸局では、当該期間中鉄道、自動車及び船舶の各輸送モードの運送事業者に対する運輸局トップの現地調査を実施するなどし、年末年始の輸送の安全確保に万全を期すための取組みを推進してまいります。