「船員就職セミナー」 を開催しました
2020.01.18
中部運輸局と中部地方船員対策連絡協議会（寺岡洋一会長）は、令和２年1月１８日（土）に｢船員就職セミナー｣を国立清水海上技術短期大学校で開催、同校の１年生１１２名（うち女子生徒１７名）が参加しました。
主催者側を代表して、吉村剛中部運輸局海事振興部長から「船員を目指す学生が船員経験者である講師の生の声を聞いて、内航船員という職業の理解を更に深め、午後に開催される『2020めざせ！海技者セミナーin静岡』にも積極的に参加していただき、海運なくして日本経済が成り立たない海運立国の礎として支えていかれることを期待している」と挨拶しました。
挨拶後、由良機船㈱の伊藤機関長、福寿船舶㈱の橋ケ谷航海士、福寿船舶㈱の松崎航海士、鈴与海運㈱の柳川航海士が講師を務め、自らの船員を志した動機や乗り組んでいる船舶の運航形態、勤務内容や船内生活、休日の過ごし方などを実体験に基づいて講演されました。また、午後のセミナーで参考となるよう「就職先として考える際のポイント等」をアドバイスし、各学生は真剣にメモを取っていました。
講演後、学生から「貨物船を希望しているが、荷役以外で大変なことは何か」「仕事で一番のやりがいは」「入社してすぐの新人船員は、荷役中に何をしているのか」「就職後に３級の免状を取得する上での勉強時間の確保は可能か」等の質問があり、講師はそれぞれ丁寧に回答されていました。
