2020.08.02

貸切バスは、新型コロナウイルス感染症の影響により輸送需要が激減し、業界全体が大打撃を受けています。中部運輸局管内では、バス協会が旅行業協会と連携して安全・安心な貸切バス観光旅行の実現に向けて、最新鋭のバスの車内換気性能や新型コロナ感染症防止対策のＰＲイベントが開催されました（愛知：令和２年７月３０日、静岡：８月２日）。

参加したバス会社は、業界が決めた貸切バスにおける新型コロナウイルス対応ガイドライン※で示された対策を踏まえ、各社が独自で工夫した感染症防止対策を実施していました。感染症防止対策は事業者の取り組みだけでは不十分で、旅行する側も新しい旅のエチケットに対する理解、協力が必要不可欠です。旅行を提供する側、旅行する側、双方の理解を深めていくためには今回のイベントのように広くPRしていく必要があります。

引き続き業界の取り組みに期待するとともに、このような取り組みに対し中部運輸局は全面的に協力していきます。

※ガイドラインの内容
（日本バス協会ＨＰ）ＵＲＬ：http://www.bus.or.jp/news/covid-19guideline_kashikiri.pdf