2020.12.02

　

令和２年１２月２日、第１３回中部ブロック事業用自動車安全対策会議（議長：中部運輸局次長）を開催しました。

本会議では、事業用自動車の事故削減に向け、中部ブロックとして取り組みの振り返り及び来年４月に運用開始予定の次期事業用自動車総合安全プランを見据え、さらなる事故削減に向け今後何を重点に取り組んでいくかについて、関係事業者、関係事業者団体及び行政等、関係者が参加し議論を深め、施策等取り組みの方向性を決定するため開催しているもので、２００９（平成２１）年に第１回を開催、以降毎年開催され、今年で１３回目の開催となりました。

今回は新型コロナウイルス感染予防対策の一環として、運輸局会議室をメイン会場とし、静岡、岐阜、三重、福井の各支局にサテライト会場を設け、会場間をＷＥＢ会議システムでつなぎ議事を進行することとしました。

また、関係する自動車運送事業者の皆様の当該会議への参加について、前回から試行的に参加いただいておりましたが、今回から各県すべてのモード（バス・タクシー・トラック）から１者ずつ代表事業者として参加いただくとともに、今後の施策等の策定に事業者の皆様の声を少しでも反映できるよう、「事故防止の取り組みに関する課題」「事故防止に関する今後の取り組み、決意」等について会議の場でコメントをいただくこととしました。

各事業者の皆様からは、「コロナ禍での感染防止対策に関する課題」、「高齢運転者対策に関する課題」、「若年層の運転者登用に関する課題」等、様々なコメントをいただきました。

その中でも「安全意識を運転者にどう伝え、どう理解してもらえるかが課題」といった旨のコメントがとりわけ多く、事故防止は運転者、運行管理者及び経営者が一丸となって取り組まなければならないとの皆様の思いが強く感じられました。

次期事業用自動車総合安全プランの運用開始に向け、中部ブロック取組計画の策定を進めるに当たり、事業者の皆様からいただいたコメント、思いを反映し、施策の検討を重ねて参ります。

中部運輸局は事業用自動車のさらなる事故削減に向け、関係者の皆様と連携を図り、引き続き取り組みを推進して参ります。

会議の模様