2022.01.11

船員の働き方改革を進めて人材を持続的に確保できる環境を整備し、併せて内航海運業の経営力向上を図るため、取引環境の改善・生産性の向上を促す必要から、内航海運業法、船員法及び船員職業安定法の改正が行われ、令和3年5月に成立・公布されました。

法律改正に関しては、船舶所有者、運航者及び荷主など内航海運に関わる全ての関係者の理解が必要となることから、本年4月の施行に先立ち、中部運輸局では1月11日に法律改正に関する説明会を開催しました。

嘉村中部運輸局長の挨拶に続き、国土交通省海事局の担当官から改正された法律の内容の説明を行いました。参加者は熱心に説明を聞き、活発な質疑が出されるなど関心の高さを伺うことができました。

中部運輸局では、法律改正に伴う施策の実施とともに、引き続き船員を持続的に確保できる環境整備及び内航海運の安定的輸送の確保に取り組んでまいります。

*　内航海運は、国内貨物輸送活動の約4割を占め、いちどに大量の貨物を輸送できることからエネルギー効率のよい環境に優しい輸送モードです。