国土交通省 中部運輸局

中部運輸局の活動

水産高校の生徒を対象に「海運事業者セミナー」を開催しました

2022.01.25

 

内航海運は国内貨物輸送の4割を担い、生鮮食品・日用品以外に原油・石油製品、石灰石、セメント、鉄鋼、砂利・砕石、石炭などの産業基礎資材や自動車など工業製品を運び日本の産業を支えています。また一度に大量の貨物を運ぶことからエネルギー効率が良く、環境に優しい輸送です

この内航貨物を運ぶ貨物船やフェリーに乗り組む船員となって働く若者を確保するため、焼津水産高校の1年生38名を対象に海運事業者セミナーをリモートで開催しました。

海運業界からは太平洋フェリー株式会社と株式会社東洋海運シップマネジメントのご担当者に参加いただき、自社船舶の紹介や船内での仕事内容、入社後のキャリアパスなど、生徒たちに将来の展望を持ってもらうようWEBを介して話してもらいました。

講師からの話を聞いた焼津水産高校の生徒からは、船内での生活や船長になるまでの期間、入社時に海技免状を持つ者と持たない者の差など様々な質問が出されました。職住が一体となる船員特有の質問が多く出され、生徒の関心の高さが伺えました。

船員法や内航海運業法の改正で内航船員の働き方改革が進もうとしています。一方で船員不足と船員の高齢化の解消も進んでいることから、中部運輸局では引き続き若年船員の安定的確保に取り組んでまいります。

水産高校の生徒を対象に「海運事業者セミナー」を開催しました

水産高校の生徒を対象に「海運事業者セミナー」を開催しました

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