2022.12.23

令和４年1２月22日（木）、大石中部運輸局長と白木愛知運輸支局長が、「新城名古屋藤が丘線貨客混載事業実証実験開始式典」に出席しました。

この貨客混載という取り組みは、バスの乗客の皆さまとともに、荷主から預かった貨物も一緒に運送する事業であり、生活や観光の足となるバス路線の維持だけでなく、CO2の排出削減につながる環境に優しい取組として近年注目され、全国各地で実施されている事業です。

今回の取り組みは、国土交通省のモーダルシフト等推進事業（補助金）を利用して、「新城市」、「JA愛知東」、「藤が丘商店街」、「豊鉄グループ」等の協力により、新城市と名古屋市間での通学や通勤、観光で利用されている高速バス「山の湊号」に、新城市で収穫された新鮮な野菜を積載して輸送します。農産品の販路の拡大にもつながり、新たな流通網の確立も期待されます。その他、単にバスで貨物を運ぶだけでなく、バスの運行状況に合わせて、貨物の到着を「藤が丘」のお店の方にメールでお知らせが届くなど、バスならではの物流DXの取り組みも期待されます。