2023.03.08

2月24日に鈴与株式会社の港湾運送の現場で活躍する方々と中部運輸局及び清水港運協会との懇談会を開催しました。

懇談会の開催は今回で２回目となります。女性を含む入社３年目の若い方４名と当局から２名の参加により、まずは自己紹介でお互いの緊張をほぐしてから、港湾運送の職場に就職したきっかけや動機、港湾での仕事のやりがいなどを直接伺いました。

「ものづくりを港湾から支えている」、「自分が係わった貨物が港湾、海を経由して海外へ行くことを考えるとスケールが大きい仕事」、「港湾はモノができるまでの一連の流れの始まりであり、社会を陰で支えている」、「物流は無くてはならない仕事、無くならない仕事」など、常日頃から現場でプライドと責任感を持って職務に従事されていると感じるとともに、港湾運送職場の魅力・やりがいを伺うことが出来ました。

一方で、就職する前には「港湾運送の職場を知らなかった」とエッセンシャルワーカーでありながら職種としての認知度は決して高くはないとも実感しました。

国土交通省港湾局では、昨年７月に「港湾労働者不足対策アクションプラン」を策定・公表し、施策の１つとして懇談会の場など港で働く方々から国の職員が直接話を伺い、その内容を国土交通省のウェブサイトやSNS等で広く発信し港湾での仕事の魅力を伝えていくこととしています。

中部運輸局では、今後も『港（みなと）のしごとを知ってもらう』ために様々な活動を通じて港湾での仕事の魅力を伝えていく取組みをしていきます。