季節運休明け旅客船事業者に対して安全点検を実施しました(福井運輸支局敦賀庁舎)
2023.03.24
冬季、日本海が荒れることで年末年始の遊覧船事業を運休する事業者があるため、福井運輸支局敦賀庁舎では、運休明けから頻繁に遊覧事業を行う旅客船6隻に対して次のとおり立入り点検を行いました。
○3月2日、若狭町観光船レイククルーズ
○3月8日、若狭フッシャーマンズワーフ及びうみんぴあ大飯観光船ターミナル
○3月10日、坂井市三国サンセットビーチ
昨年発生した知床遊覧船の海難事故に伴い、年末には船首ハッチカバー等の自主点検を依頼したところですが、今回の点検では、年末年始の安全総点検での点検項目に加えて事故の要因といわれる船首ハッチ及び甲板下の隔壁の確認を行いました。
また、新型コロナの感染症法上の位置づけがインフルエンザと同等の「5類」に見直す方針があった中、以前と同じように船内にポスターを掲示し、マスク着用などして対応していることを確認しました。
敦賀庁舎としまして、福井県内から知床遊覧船のような海難事故が発生しないよう引き続き安全運航を呼びかけ乗組員の安全意識の向上に努めていきます。