2024.06.19

6月13日、三重運輸支局では自動車技術総合機構三重事務所及び軽自動車検査協会三重事務所と協力し、自動車検査場の見学会を実施しました。

見学に訪れたのは三重県立四日市工業高等学校の1年生39名と担当先生2名の合計41名。まずは会議室に移動し、車検とは何か？何の目的のため実施しているのか？などの基本的な説明を行った後に、実際に自動車技術総合機構三重事務所及び軽自動車検査協会三重事務所の各自動車検査場を2班に分かれ交互に見学を行いました。

自動車検査場では、オートバイ・四輪車の灯火類などを検査する保安検査、検査機器による検査（排出ガス検査、サイドスリップ検査、スピード検査、ブレーキ検査、ヘッドライト検査）及び地下に設置されている下回り検査を見学し、ピットに潜って自動車に対し点検ハンマーで検査をしている状況を学生達は熱心に見学していました。

測定コースでは、自動車の安定性の検査に必要な傾斜角度測定機を見学し、35°まで傾斜した機器を見て「こんなに傾けても転倒しないってすごい」と驚きの声が上がりました。

見学を終えた後の質疑応答では、「自賠責保険って何ですか？」「自動車の仕事のやりがいは何ですか？」など多岐にわたる質問が学生から積極的に出され、学生の熱意が伝わってきました。

付き添いの先生からは現地でしか得られない貴重な体験をすることができたとの評価をいただきました。今後も、自動車への関心を高める取組みとともに、自動車の検査や整備の魅力を伝える取組みを進めて参ります。