貸切バスに対する街頭監査を実施しました【静岡運輸支局】
2024.07.02
貸切バス事業については、令和6年4月より、点呼の実施状況の動画撮影が義務化される等、安全性強化に関する制度改正が施行されており、今回の監査では夏の観光シーズンを目前に、輸送の安全にかかる法令遵守状況の確認、事業者の安全意識の向上を目的に実施しました。
静岡運輸支局長の指揮の下、駐車場に入場した貸切バスに対し、運行前・運行途中の点呼の実施状況、運行指示書の指示により適切な休憩指示がなされているか、運転手の健康状態の確認等、安全に関する適合性を中心に監査を行いました。
今回の監査では2台の貸切バスを確認した結果、いずれの車両にも法令違反は認められず、適切な安全管理が行われていることを確認しました。
静岡県は各所に有名な観光地を有しており、引き続きバスを利用した観光を安心して楽しんで頂けるよう、様々な活動を通じ輸送の安全確保に取り組んで参ります。
監査当日はあいにくの天気でしたが、車体などの表示や、必要書類の記載状況、適切な運行の指示など、基準に適合しているかを確認しました。
基準の適合性の他にも、営業所の管理状況、最近の業務の内容など、運転手の方から直接聞き取りを行い、バス事業の現状などについても確認を行いました。