「四日市コンビナート夜景クルーズ」の乗船点検を実施しました【三重運輸支局四日市庁舎】
2025.07.01
三重運輸支局四日市庁舎では、夏のレジャーシーズンを迎えるに当たり、旅客船事業者の安全意識の高揚と事故の未然防止を図ることを目的として、旅客船事業者に対して自主点検を促すほか、我々運輸支局職員が事業所に立入って点検を実施しております。
今回乗船した「四日市コンビナート夜景クルーズ」は、日本夜景遺産に認定されていて、四日市港を出港後、ガイドさんから四日市港の歴史や各施設の案内を聞きながら、各エリアをゆっくりとした速度で巡り、工場等の夜景が楽しめるもので、今年で運航開始から15年目を迎える遊覧船です。
石油コンビナートならではの炎が揺らめく製油所の煙突、停泊している船舶のまばゆい灯り、キラキラと光り輝く発電所等、ダイナミックかつ幻想的な夜景を至る所で楽しめるのが魅力となっています。
6月25日の乗船点検では、夜間ということもあり、お客様の乗下船の案内手順や照明設備を注意深く観察し、また、船舶と陸上の通信環境、船内放送設備等の点検を実施して、安全に運航されていることを確認いたしました。
特に印象的だったのは、船の乗組員さんや陸上スタッフの皆さんが、お客様に対して手すりの使用を促したり、足元の段差の注意喚起をしたりして、お客様の安全に細心の注意を払い案内をしていたことです。
三重運輸支局四日市庁舎では、旅客船事業者の安全運航の確保に向けて、今後も引き続き点検活動を推進し、取り組んでまいります。