2025.07.18

鳥羽海事事務所は、旅客船の夏季安全総点検として、令和7年7月1日〜令和7年7月15日の期間中、伊勢湾フェリー株式会社をはじめ、6事業者10隻に対して、鳥羽海上保安部や三重県警察と合同で営業所や船舶に立ち入っての点検を実施しました。

「夏季安全点検」は、鳥羽海事事務所と鳥羽海上保安部及び鳥羽警察署が連携し、それぞれ船舶の運航管理の状況、船内におけるテロ警戒、救命胴衣の備付けなどを中心にチェックしました。

鳥羽海事事務所の点検初日となった7月2日の伊勢湾フェリー（株）への点検では、はじめに、営業所で運航管理者等にヒアリングを行い、気象・海象に関する情報をどのように入手し共有するか、悪天候で欠航した経緯が書かれた記録などの確認、鳥羽港へ入港する船舶と営業所との通信状況について確認を行いました。

続いて、鳥羽〜伊良湖の航路を航行中の船内で、救命胴衣や消火器などの設備が適切に使用できる状態かどうかを確認したほか、乗組員の海技免状や船員手帳の有効期限が切れていないかなどを確認しました。

点検の結果、指摘事項はありませんでした。

鳥羽海事事務所では、今後も旅客船を利用される方々が、安心して移動できる公共交通機関であり続けられるように、また、安心してマリンレジャーを楽しんでいただくため、引き続き点検等に取り組んでいきます。