港湾におけるテロ対策合同訓練に参加しました【福井運輸支局敦賀庁舎】
2025.10.06
港湾危機管理コアメンバーである福井運輸支局は、毎年、国際港湾施設で行われる港湾テロ対策訓練に参加しており、今年も9月25日に福井港で行われた国及び地方の関係機関、民間企業と連携した訓練を皮切りに敦賀港、内浦港でも訓練が行われます。
今回参加した福井港での訓練は、海上保安署が不審な船舶を福井港で確認したため、海上保安官が警察、税関、入管と合同で船内に立ち入り、税関の不正薬物及び爆発物の検査で陽性反応が出たことで、有事に備えて港湾危機管理コアメンバーに情報を共有する緊急伝達を行い、不審船からミニボートで逃走をはかる船員の制圧、不審船からの火災を想定した消火活動、ヒアリングを行っていた船員が暴れ出した場合の制圧・検挙、制圧の際に負傷した船員の救急搬送、爆発物の発見による爆破処理をするシナリオで行われました。
福井運輸支局は、引き続き、各港で行われるテロ訓練に参加して関係機関及び民間企業と連携を図り、港湾の安全に関わっていきます。