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平成28年度「地域公共交通確保維持改善事業」二次評価印刷用ページ

「地域公共交通確保維持改善事業」二次評価結果

 地域公共交通確保維持改善事業は、地域公共交通の確保・維持・改善のために策定された生活交通確保維持改善計画に基づき事業がより効果的・効率的に推進されることを目的に、事業を実施した協議会が、毎年度、事業実施状況に対する自己評価を行うとともに、地方運輸局においては、その自己評価をもとに二次評価を行うこととされております。
 神戸運輸監理部では、沼島航路確保維持改善協議会が実施した平成28年度事業の自己評価に対し、二次評価をより客観的に行う観点から、平成29年2月22日に平成28年度神戸運輸監理部「地域公共交通確保維持改善事業」第三者評価委員会を開催し、構成委員から頂戴したご意見、アドバイスを踏まえ二次評価を行いましたので、その結果をお知らせします。

二次評価結果

沼島航路について
 沼島航路確保維持改善協議会における航路の確保維持改善に向けた事業について、以下のとおり評価した。
 ・台風等の悪天候による78回の欠航については、いずれも運航管理規程に基づき安全を確保するための適切な欠航であり、故障等による突発的な欠航は皆無であったことから、利用者の安全性を重視した上での定期運航が確保され、利用者のニーズに応える事業が実施された点は高く評価できる。
 ・近年開設した総合観光案内所「よしじん」を中心として、離島ならではの強みを活かした観光客誘致の取り組みを推進しており、交流人口が昨年に比べ大幅に増加している。その結果、沼島航路における年間旅客輸送実績が対前年比で増加しており、島民人口の減少が続く中、日常生活に欠かせない交通機関である沼島航路の確保維持に寄与している点は高く評価できる。
 また、関係者間で交流人口動向の正確な把握に努めており、今後さらなる観光客誘致施策を検討し、交流人口拡大による航路維持に努めている点についても評価できる。(平成28年4月〜平成28年9月における利用者数の約7割が交流人口)
 ・島民の利用だけでは航路維持が困難な状況のなか、交流人口の増加を通じた生活航路の確保維持に注力し、工夫を凝らして交流人口動向の正確な把握に努めている点は評価できる。
 ・平成27年4月に南あわじ市コミュニティバスの運行系統の再編等を行い、洲本市への移動にかかる二次交通の利便性向上を図った上で、利用状況が極めて厳しい洲本線について平成28年4月から休止した点は、利用者の利便性を損なうことなく具体的な事業改善及び収支改善が図られたと評価できる。
 ・島民への利便性向上策として、平成28年5月から沼島航路における運行情報をインターネット(「よしじんのHP」)に掲載していること、洲本線休止に伴う船舶につき、単に予備船とせず団体客の周遊観光や混雑時の増便対応等、ニーズに応じたきめ細やかな対応を実施している点は高く評価できる。
 ・離島航路が果たす役割の一つである生活物資の輸送については、主に利用していた洲本線の休止後は輸送ルートの変更を余儀なくされたものの、生活物資の値上げや配送遅延等もなく、島民生活への影響を回避できた点は評価できる。

 総じて、沼島航路は島民の日常生活を支える上で、非常に大きな役割を果たしており、島民にとって必要不可欠な航路として適切に確保・維持されたと認められる。
 今後も引き続き関係者と地域が一体となり、創意工夫を凝らした取り組みを通じ、交流人口の拡大などの利用促進策に加え、経営の合理化・効率化に向けた事業改善策を推進するとともに、さらなる利便性の向上を図り、離島住民や来訪者にとって利用しやすい公共交通として、安定的な航路の確保維持に努めていただきたい。

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