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モーターボート競走印刷用ページ

2021年3月10日 更新

モーターボート競走とは

モーターボート競走

「モーターボート競走」は競馬、競輪、オートレースと同じ公営競技であり、昭和27年4月6日に長崎県の大村競走場で初開催されてから、大衆娯楽のひとつとして親しまれています。

かつては「競艇(きょうてい)」が正式名称でしたが、2010年からはブランド名である「BOAT RACE(ボートレース)」が正式名称となりました。地方公共団体が施行者(主催者)となり、全国24の競走場で日々熱戦が繰り広げられています。

近畿運輸局管内では以下の競走場等でレースをお楽しみいただけます。

◆競走場
ボートレース住之江(大阪市住之江区)、ボートレースびわこ(滋賀県大津市)

◆場外発売場・外向発売場
ボートピア梅田(大阪市北区)、ボートパーク住之江(大阪市住之江区)、ミニボートピアりんくう(泉佐野市)、
ボートピア京都やわた(京都府八幡市)、ボートレースチケットショップミニボートピア京丹後(京都府京丹後市)、
ミニボートピア大和ごせ(奈良県御所市)、レイクルびわこ(滋賀県大津市)

各施設の情報はこちら(BOAT RACE オフィシャルHP)

モーターボート競走の目的

モーターボート競走は、モーターボート競走法により「海事関係事業、公益事業の振興」と「地方財政の改善」を図ることを目的に行われています。

「海事関係事業、公益事業の振興」という目的を達成するため、施行者は、売上金の一部を船舶等振興機関として指定を受けた公益財団法人 日本財団に交付し、交付を受けた公益財団法人 日本財団は、船舶関係等の海事関係事業、社会福祉関係などの公益事業に対し助成金を交付しています。

具体的な助成事業や金額はこちら(日本財団HP)

また、「地方財政の改善」の目的を達成するため、施行者は、売上金から払戻金や必要経費などを除いた額を収益として施行者の一般財源を繰り出し、教育費や土木費に充当しています。

具体的な売上げ金額や使途はこちら(全国モーターボート競走施行者協議会HP)

ボートレースの魅力

モーターボート競走は、他の公営競技と違い水面で行われます。6艇のモーターボートで1周600mの競走水面を3周して順位を決める競技で、競技用の特殊なボートで水面を時速約80km(体感速度は時速約120km!)で滑走します。水しぶきを上げながら競い合う迫力あるレースは「水上の格闘技」とも呼ばれます。

競走全体の位置づけを体系化するため1988年からレースの格付け(グレード制)が導入されました。グレードは上から「SG」「GI」「GII」「GIII」「一般戦」の5段階に分かれており、上位のグレードほど上位等級の選手が出場します。

最近では、女性や子どもが快適に過ごせる専用ルームやグループ・ペアシートを積極的に設置するなど、誰もが快適に過ごせる施設となっています。また、ナイターレースを実施している競走場もあり、仕事帰りのひとときを楽しめる場をあたえてくれるところも魅力のひとつです。

   
 

ギャンブル依存症対策

社会的課題として取り上げられているギャンブル等依存症対策については、モーターボート競走法が定める公益目的の達成と、ギャンブル等依存症といった負の影響の排除をバランスよく実施し、円滑に事業が運営されるために、関係者において相談窓口の設置や注意喚起、アクセス制限の導入など必要な対策を実施しているところです。また、ギャンブル等依存症対策基本法が制定され、モーターボート競走においても、同法に基づき、更なる対策を講じていくこととしています。

ギャンブル依存症予防回復支援センターについてはこちら (24時間無料相談窓口)