このような状況の中、国は、デジタルを活用しつつ、地域の多様な関係者の共創による地域公共交通の「リ・デザイン」や、広域的な公共交通ネットワークの高機能化・サービス向上を促進することにより、地域の公共交通のリ・デザインと社会的課題解決を一体的に推進するため、本年9月、デジタル田園都市国家構想実現会議の下、地域の公共交通リ・デザイン実現会議を立ち上げたところです。
この点、地域の公共交通が置かれる現状や、地域が抱える社会課題は様々であり、一言に「リ・デザイン」といっても、その具体的な方向性を定めていくことは容易ではありません。
そこで、今回のシンポジウムは、『四国における「リ・デザイン」とは何か』ということについて、具体的な事例も交えて関係者の皆様で考え、地域毎の持続可能な地域公共交通の「リ・デザイン」を目指していくに当たっての知見を共有する機会にできればと開催致しました。