外国人目線による多言語対応現状調査事業
地域観光
愛媛県における外国人目線による多言語対応現状調査事業
外国人目線による多言語対応現状調査を実施!
〜今治市と内子町〜 |
四国運輸局 観光部 観光企画課
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平成27年2月28日に今治市において、3月1日に内子町において、外国人目線による多言語対応現状調査を実施しました。
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外国人観光旅客に対する情報提供実地調査事業(外国人によるひとり歩き点検隊) |
外国人旅行者がひとり歩きで観光地を訪れます!
外国人による「ひとり歩き点検隊」を実施! 〜JR高松駅と栗林公園の間〜 |
四国運輸局 観光部 観光企画課
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平成22年1月20日(水曜日)に「JR高松駅と栗林公園の間」において、外国人による「ひとり歩き点検隊」を実施しました。 この「ひとり歩き点検隊」は、複数の公共交通事業者が集まっている交通機関の結節点をピックアップして、外国語標記の標識等の利便性について、外国人の立場から見ていただくもので、その意見等は、今後関係者が連携して関連施設等を整備していく際の参考にしたり、観光施設までの移動に際しての外国人観光客に対する情報提供を実施していく上での効果的な手法を示すことを目的としており、全国の運輸局で実施しているものです。 四国運輸局では関係機関の協力を得て、平成19年度に高松空港と松山空港において、平成20年度にはJR松山駅及びその周辺において実施してきましたが、これまでは結節点のみで行っていたものを、今回は実際に鉄道やバスに乗車して移動しながら点検することとしました。
点検当日は、大寒にもかかわらず天候にも恵まれ、3月上旬の陽気となりました。地元香川大学のポルトガル人研究員と韓国、中国、台湾からの留学生計6人に「点検隊員」として参加していただき、外国人としての視点から見た公共交通機関等の情報提供の手段・方法などについて厳しくチェックしてもらいました。 点検ルートは、JR栗林公園北口駅(鉄道)〜JR高松駅(徒歩)〜ことでん高松築港駅(鉄道)〜ことでん栗林公園駅(徒歩)〜ことでんバス栗林公園前バス停(バス)〜JR高松駅バスターミナルです。 朝9時半にJR栗林公園北口駅で出発式を行ったあと、栗林公園北門から点検を始めました。 栗林公園は「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で最高評価の三つ星に選ばれた四国を代表する観光地です。また、今年の7月19日から10月31日までの間は、瀬戸内海に浮かぶ7つの島を中心として「瀬戸内国際芸術祭」が開催されることもあり、多くの外国人観光客が訪れるものと期待されています。 再度JR栗林公園北口駅まで歩き、駅付近の点検後、鉄道に乗車しました。この駅は単線のため上りと下りのホームが同じで、車両の行き先表示は漢字のみのため、隊員はどちらから来た鉄道に乗れば良いのかわからないと戸惑っていました。 (暖房中のドアの開閉、車内のテロップ・アナウンス)
JR高松駅に到着すると多くの報道機関が待ち構えていて、構内、コンコースなどでの点検隊の様子をカメラ取りした後、取材を受けました。この内容は地方版ですが、当日のテレビニュースや翌日の新聞で大々的に報道され、関心の高さに驚いたところです。 JR高松駅では、券売機、行き先表示、運賃表示に外国語表記がなく購入に時間がかかる、香川県内の観光情報があり親切、案内所の職員は英語対応ができていた等の意見がありました。
続いて、再度、栗林公園へ行くため、高松築港駅まで案内表示等を点検しながら歩いていきましたが、案内標識が少ないなど探すのが不便との意見がありました。
それぞれの施設等をチェックし点検を終了しました。
点検内容をとりまとめた後、関係者を含め意見交換会を行いました。点検隊からは、交通機関によって外国語(ローマ字)表記があるところとないところがあるなど、色々な意見が出ました。(詳細は報告書参照)
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<報告書>
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