運輸事業者のグリーン経営推進
グリーン経営認証制度
近年、地球温暖化問題や大気汚染問題などの環境問題がクローズアップされており、いかに環境と経済を両立させ、持続可能な経済社会を構築するかが課題となっています。このような状況の中、各企業においても自主的な環境保全への取組みを行うとともに、社会に対して積極的な環境保全のための取組みをアピールしていく動きが広まりつつあります。 また、大手荷主企業では、製品の流通過程の保全という観点から、運送事業者に対して環境保全のための取組みを求めるケースが増えています。 そこで、国土交通省と公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団(以下「エコモ財団」)は、自主的・継続的に環境対策を進めながら、環境保全と経営向上の両立を目指す事業者に対して認証・登録を行い、対外的にもアピール出来るグリーン経営認証制度を創設しました。 |
グリーン経営推進マニュアル
国土交通省とエコモ財団では、運輸関係企業においても環境保全のための取組みが推進されるよう、自己評価のためのチェックリスト等で構成するグリーン経営推進マニュアルを作成しました。 環境保全活動を評価する仕組みとしては、ISO14001(環境マネジメントシステムに関する国際規格)が注目されていますが、中小規模の事業者が大半である運送事業者においては、経済的・人的負担が大きく、認証取得は安易ではありません。このため、グリーン経営推進マニュアルは、中小規模の事業者でも環境保全に向けた取組みを容易に進めていくことができるようにしています。 グリーン経営推進マニュアルは、エコモ財団のホームページからダウンロードすることができます。また、郵送による送付も行っておりますので、詳しくは、エコモ財団にお問い合わせください。 |
〒112−0004 東京都文京区後楽1−4−14 後楽森ビル10階
(公財)交通エコロジー・モビリティ財団 グリーン経営業務室 TEL:03−5844−6276 |
グリーン経営認証制度
トラック事業については、平成15年10月から、バス、タクシー事業は、16年4月から、旅客船事業、内航海運業、港湾運送事業及び倉庫業は、17年7月から実施しています。 四国のグリーン経営認証事業者はこちら |