2024年9月18日 更新
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赤穂市立歴史博物館2階義士コーナー展示
「立版古の世界」
立版古(たてばんこ)とは、切組灯籠や組上げ灯籠、起し絵ともいわれる錦絵を使ったおもちゃ絵のことです。立版古は盂蘭盆の灯籠行事として始まり、寛政(1789-1801)頃に京・大坂周辺の上方から江戸で流行した灯籠飾りが起源となりました。つくられた当初の立版古は、家の前にろうそくの火を入れて飾り、夕涼みの人々の目を楽しませる夏の風物詩でした。 立版古の大きな特徴は、印刷された錦絵を楽しむだけではなく、ペーパークラフトのように切り抜いて立体的な作品に仕上げる点です。切り抜いたものを組み立てて遊ぶ立版古は、 風景や舞台など様々な題材をもとにした作品がつくられましたが、玩具の一種であるため一定期間を経て廃棄されてしまうことが多く、残念ながら完成作品はほとんど残されていません。今回展示した作品は、すべて当館所蔵品を複製し、錦絵の一部に記された完成予想図をもとに一つずつ拾い上げ、完成させたものです。忠臣蔵を題材にした作品を切り抜き前後とそれぞれ見比べてみることで、昔の人々が楽しんだ立版古の世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。
【開催期間】
令和6年7月25日(木曜日)〜令和7年2月下旬(予定)
【開館時間】
9時00分〜17時00分
(入館は16時30分まで)
【休館日】
毎週水曜日(祝日と重なった場合は翌日)
12月28日〜1月4日
詳しくは赤穂市立歴史博物館ホームページをご覧ください。
赤穂市立歴史博物館 (ako-rekishi.jp)
下記チラシ画像「PDF版」ダウンロード可能です。
施設概要
・営業時間
9時00分−17時00分
(休館日:水曜、年末年始12月28日〜1月4日)
・料金
200円(中学生・小学生100円)
※特別展の期間中は別に料金を定めることがある
・ホームページ
http://www.ako-rekishi.jp/
・電話番号
0791-43-4600
・住所
赤穂市上仮屋916-1
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