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2023年3月3日 更新

施設名称 神戸深江生活文化史料館

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季節の展示コーナーを「ひなまつり」に展示替えしました!

3月3日は、「ひなまつり」です。「季節の展示コーナー」を、「ひな人形」に展示替えしました。展示しているひな人形は、明治43年(1910)頃につくられたものです。

この日は、「上巳(じょうし)」と言い、古来は陰暦3月の第一番目の巳(み)の日を言いましたが、今では3月3日を上巳とするようになりました。中国の古い習わしに、この日に水辺に出てみそぎを行い、お酒を飲んで厄をはらう行事がありましたが、それが日本にも伝わって、「上巳のはらい」として古代の貴族たちの間にも広まったと言います。この「上巳のはらい」という風習は、自分のからだを「人形(ひとがた)」でこすり、自らについたケガレをその人形に移し、海や川へ流して厄をはらうというものでした。今でも鳥取県などで行われている「流しびな」の行事はこれに由来するものと考えられています。

ひな人形を飾ってあそぶ「ひな遊び」が3月3日の行事になったのは、江戸時代の五代将軍徳川綱吉の頃(17世紀末)だと言われています。もともとは「上巳のはらい」の「人形」が、時代を経るにつれ、素材も細工も高価で立派になり、ひな人形へと発展するにつれ、海や川へ流すのが惜しくなって、上巳の日に飾って観賞したあとはかたづけて、また次の年も飾るようになったようです。そして、人形がおもに女の子の遊び道具として使われたことから、「ひなまつり」は女の子の節句として、少女のすこやかな成長を祈る行事となり、今日に至っています。

「ひなまつり」展示写真
※4月中旬まで展示


施設概要

施設概要 神戸深江生活文化史料館

・営業時間 10時00分〜17時00分 【入館は16時30分まで】
        (月〜金曜日休館、土・日曜日のみ開館)

・料金 無料


・ホームページ http://fukae-museum.la.coocan.jp

・電話番号 078-453-4980

・住所 神戸市東灘区深江本町3丁目5-7



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