安全確保・事故防止>船舶の安全と環境汚染の防止

　船舶の航行中に海難事故が発生した場合には、人命及び船舶の損失並びに海洋汚染等多大な影響を社会に及ぼすことになります。
　また、船舶の運航に伴う排ガスや船体塗料が海洋及び大気汚染の原因ともなっており、これらによる環境汚染の低減及び防止が求められています。
　このため日本船舶について、船舶の安全確保及び環境保全のため、船舶の設計・製造段階から廃船に至るまでの間、用途や航行する海域に応じて船舶が航行するために必要な構造・設備や環境汚染の低減及び防止のための設備が法律・規則等によって要求される基準に適合していることを、検査を行うことによって確認しています。
　また、船舶の安全管理体制の審査、テロ等を防ぐための船舶の保安体制及び設備並びにバリアフリーに関する設備の検査など多岐にわたる業務を行っています。