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安全確保・事故防止>;船舶運航体制印刷用ページ

 旅客船や貨物船における海難事故を未然に防ぎ、また、人名や貨物の安全を確保するために事業者等の運航管理体制が確実に整備され実行されているか、指導や監査を行います。
 とくに、年末年始や夏期多客期などの繁忙期前には、旅客船や旅客船ターミナルにおいて安全点検を実施し、不備な点があれば是正を指示します。
 また、船舶運航管理者や乗組員を対象にした講習会の開催を通じて、適切な運航管理体制が確保されるよう事業者や乗組員に対して指導を行います。

安全運航講習会概要

平成30年度

運航管理者及び乗組員並びに安全統括管理者研修会

平成31年2月5日に、神戸旅客船協会と共同で、運航管理者及び乗組員並びに安全統括管理者を対象に、神戸ポートオアシスで開催しました。
【講演1】(安全統括管理者を対象)
・船舶の安全に関する気象・海象の知識と防災気象情報の利活用 (神戸地方気象台 小野善史港湾気象官)
【講演2】(旅客船事業者の運航管理者及び乗組員対象】)
・災害医療における船舶搬送の展望 (地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪府立急性期・総合医療センター 高度救命救急センター 救急科専門医 松田宏樹診療主任)
・介助が必要な人に対して (ボランティア組織「やすらぎ」 秋本菊江代表)
・海上・臨海部におけるテロ対策について (国土交通省海事局安全政策課危機管理室 航行安全企画係 中村直人氏)
【概要】
旅客船事業者及び内航海運の経営トップ、取締役クラスである安全統括管理者向けの講演1には73名が、本年9月に大阪湾等で大きな被害があった台風21号の事例解説や防災気象情報の利活用等について受講しました。
旅客船事業者の運航管理者及び乗組員向けの講演2では、88名が受講しました。松田講師から熊本地震事例に災害時における傷病者搬送手段の解説から、災害時の船舶利用について、菊池講師から具体的な介助の方法について、中村講師からテロ対策の必要性や事業者、船舶でできる対策事例の紹介と解説がありました。

第2回 安全運航講習会(小型漁船乗組員対象)

平成31年1月22日、海技大学校と共同で、大阪湾・明石海峡周辺海域で操業する小型漁船の漁業者を対象に、同校で安全運航講習会を開催しました。
【講演】
・ 大阪湾における海難について (海技大学校 岩瀬潔名誉教授)
【講習】
・ 操船シミュレーター体験 (同校 岩瀬名誉教授、川上徳人准教授)
・ 「救急救命講習」CPR及びAEDの操作等 (同校 濱田聡樹助教)
【概要】


 兵庫県漁業協同組合連合会の協力で22人が参加しました。講演では、海難の背景には、操船者の「思い込み」があるとの指摘から、日頃から先入観を意識しておくことが回避につながることを学び、講習では、操船シミュレーターにより、霧が発生した場合の大型船から小型船が見えにくくなる様子や、条件によってはレーダーにも映らないことが再現され、救急救命講習では、応急手当の重要性と救助者の安全確保が何より優先されることを体験しました。参加者からは、「大型船から見たら小型船は思っていたより小さかった」、「距離を置いてかわすようにする」などの声がありました。             ,


第1回運航管理者及び乗組員研修会

平成30年10月31日に、神戸旅客船協会の協力を得て、運航管理者及び乗組員を対象に、神戸第2地方合同庁舎で開催しました。
【講義】
・旅客船におけるテロ対策について (神戸海上保安部警備救難課長 古内俊和氏)
・最新の気象情報と復原性の把握(大阪湾水先区 水先人 海事代理士、気象予報士 濱地義法氏)
・旅客船の安全運航 (当運輸監理部海上安全環境部運航労務監理官 加藤信一)
【概要】
旅客船事業者の運航管理者及び乗組員等の計56人が受講しました。テロ対策の講演では、ソフトターゲットを標的としたテロ対策の説明 があり、旅客船の安全確保の講演では、操練の実施時における旅客の誘導について解説がありました。

第1回 安全運航講習会(小型漁船乗組員対象)

平成30年8月7日、海技大学校と共同で、明石海峡周辺海域で操業する小型漁船の漁業者を対象に、同校で安全運航講習会を開催しました。
【講演】
・ 漁船海難について (海技大学校 岩瀬潔名誉教授)
【講習】
・ 操船シミュレーター体験 (同校 岩瀬名誉教授、久保野雅敬准教授)
・ 「救急救命講習」CPR及びAEDの操作等 (同校 濱田聡樹助教)
【概要】
兵庫県漁業協同組合連合会の協力で21人が参加しました。講演では、最近の漁船海難事故事例を学び、講習では、操船シミュレーターにより参加者が大型コンテナ船や大型タンカーの操船し、小型漁船の見え方や舵の効き方を体験、救急救命講習では、心肺蘇生法による胸骨圧迫の継続による疲労度等を体験しました。
参加者からは、「大型船の航行を妨げないような操船が必要なことがわかった」、「自分の船の危険なところがわかった」などの声がありました。
最後に、この体験等を役立て、安全航行、操業に努めて頂きたいとまとめました。

平成29年度

運航管理者及び乗組員並びに安全統括管理者研修会
平成30年3月15日に、神戸旅客船協会と共同で、運航管理者及び乗組員並びに安全統括管理者を対象に、神戸海洋博物館ホールで開催しました。
【講演1】(旅客船事業者の運航管理者及び乗組員対象】)
・航海計器の変遷と最新システムの動向 (古野電気(株)舶用機器事業部営業企画部営業開発課 清水谷朋子主任)
・旅客船の安全確保 (当運輸監理部海上安全環境部運航労務監理官 吉村裕行)
【講演2】(安全統括管理者を対象)
・船舶のリスクマネジメントシステムの高度化 (関西大学政策創造学部 羽原敬二教授)
【概要】
旅客船事業者及び内航海運の経営トップ、取締役クラスから乗組員に至るまで計111人が受講しました。航海計器の講演では、 ECDIS等 最新機器システムの説明 があり、旅客船の安全確保の講演では、「非常配置表」、「各種操練」の解説がありました。リスクマネジメントシステムの講演では、 船舶における「 IoT(Internet of Things :モノのインターネット)」、「 ICT (Information and Communication Technology :情報通信技術 )」等の活用事例紹介があり、船員不足の解決策である 一方で、サイバーリスクに対する取組も重要であるとの解説がありました。

安全運航講習会(小型漁船乗組員対象)

平成30年1月23日、海技大学校と共同で、大阪湾や播磨灘海域で操業する小型漁船の漁業者を対象に、同校で安全運航講習会を開催しました。
【講演】
・ 最近の小型漁船の海難事例から (海技大学校航海科 岩瀬潔教授)
【講習】
・ 操船シミュレーター体験(同校 岩瀬潔教授、久保野雅敬准教授)
・ 「救急救命講習」CPR及びAEDの操作等(同校 山本一誠教授)
【概要】
兵庫県漁業協同組合連合会の協力で23人が参加しました。講演では、事故事例の解説のほかライフジャケット着用や簡易型AIS(船舶自動識別装置)導入が促され、講習では、操船シミュレーターにより大型船の操舵室からの光景が画像で再現され、参加者が順番に舵を持ち、神戸沖か明石海峡通過まで体験し、救急救命講習では、一次救命措置の重要性の解説と処置の実演がありました。シミュレーターでは、大型船の操舵室から、前を横切る漁船が、船の前方で死角に入ったところで、大型船・漁船の双方の視点に画面を切り替えて距離感をの違いを体験しました。