人口減少と少子高齢化が急速に進む北海道の地方部では、地域住民を対象とした運営だけでは公共交通路線網の維持・確保が困難となりつつあり、旅行者といった交流人口を積極的に取り込むことが重要である。
特に東北海道では、観光資源の魅力や体験価値は高いものの、空港から観光地やアクティビティ実施場所等への2次交通は十分に整備されておらず、旅行者が東北海道の空港や公共交通を活用した訪問をためらう要因となり、結果、東北海道への来訪そのものを断念している可能性がある。
そこで、東北海道の空港の2次交通の利便性を高めることが地域での消費拡大と既存公共交通の利用を促す可能性について調査し、東北海道の空港における持続可能な2次交通整備のあり方について整理した。
