略歴
- 令和05年04月1日
- 入局 三重運輸支局 登録担当
- 令和06年04月1日
- 愛知運輸支局 監査担当
略歴
監査担当では、事故等なく運送事業が行えるよう輸送の安全を確保することや、自動車運送事業者が適切に運転者の労務管理等が行われるようにすることにより、運送業界の健全な発達を促すことを目的に、自動車運送事業者の事業場へ立ち入って帳票類等を調査し法令遵守状況を確認する監査や指導を行ったりしています。
また、新たに事業を開始する自動車運送事業者に対しても業界団体と協力して講習会や啓発活動を行い、安心安全な運送の実現を目指しています。
どの部署であっても、チームで仕事を進めるためのコミュニケーションが欠かせませんが、この職場においても全体的に協力し合いながら仕事をこなす雰囲気があり、働きやすさを日々感じられます。
特に監査では進捗を共有するチームワークが不可欠な要素になりますが、上司や先輩方に基礎的な部分から親切に教えていただけたことで、初めての分野でも円滑に仕事を進められました。そのため、業務の内容を問わず気負わず取り組める環境だといえます。
監査業務では、法令遵守ができていない事業者に対して車両停止等の行政処分を課します。しかし、監査は行政処分をして終わりというものではなく、監査時に指摘した事項が適切に改善されているかどうかを確認し、運送事業が適正に実施されるよう継続的に追跡します。
2024年問題など、運転者の労働環境の改善と国民生活を支える物流の維持発展の両立に関心が高まっている中で、責任の伴う非常に重大な仕事だと身が引き締まります。
前日に届いたメールを確認しつつ、予定を見ながら監査の準備をします。
事前に収集した情報を共有し、入念に打ち合わせをします。
営業所に到着、事業者に聞き取りを行いつつ監査を実施します。
営業所付近で昼食を取ります。
午後の監査に万全の体勢で臨めるよう、しっかりと食べます。
午後も監査を継続します。
書類を隅々まで確認し、監査で確認した事項について講評します。
監査終了後、庁舎へ戻ります。監査時に取得した写真を整理し、実施結果の取りまとめをします。
定時で退庁。帰宅途中で買い物をしつつ、
明日以降の業務に向けてしっかりと休息を取ります。
運輸局はその名の通り暮らしに欠かせない『運輸』を包括的に担う国の機関です。観光や交通政策に携わる華やかな業務もあれば、日々着実な積み重ねが必要な自動車登録や事業許認可のような地道な業務もあります。就活ではどうしても華やかな面ばかりに目が向いてしまいますが、どんな仕事をしているのかを幅広く知ることが実際に働く上で本当に大切です。『運輸』に様々な面から向き合える職場で、一緒に働ける日を楽しみにしています。
所属、職名、内容などは令和7年3月現在のものです。