海事振興部船舶産業課
海事振興部 船舶産業課

略歴

令和03年04月1日
入局 愛知運輸支局 登録担当
令和04年04月1日
交通政策部交通企画課当
令和06年04月1日
海事振興部船舶産業課当

仕事内容

  • 造船業や舶用工業の許可・届出事務、統計処理業務
  • 船舶建造許可申請業務

先輩インタビュー

どのような業務を行っていますか?

造船業や舶用工業の許可・届出事務を行っています。船舶の製造や修繕を行う事業者さんは、設備や船の材質、大きさに応じて、運輸局による許認可の手続きが必要になる場合があります。許可や登録、届出というように手続きがそれぞれ異なるので、ご相談があった際には適切にご案内ができるように日々心がけています。
また業務の一環として造船事業者さんに対して、船舶の建造や修繕の実績、舶用品の製造や修繕の実績、輸出量などの統計調査も行っています。造船・舶用工業政策の企画を立案する際の基礎データとなるので、作業自体は地味な印象を受けがちですが、重要な仕事の1つです。

職場の雰囲気はどうですか?

これまで3つの部署を経験し、部署毎に年代や配置人数等は様々異なりますが、判断に迷った際は些細な点も気軽に相談できる環境だと思いますし、少ない人数体制の部署でも話し合いを欠かす事がなく、困難な局面でも的確な指示をもらえるので、安心して業務に励む事ができます。また、時には部署を跨いで情報共有し、連携を密にとりながら解決していく事ができる為、職場全体のチームワーク力が優れていると感じる事が多くあります。

仕事のやりがいを感じることはなんですか?

具体的なエピソードというよりは、自分の成長を実感した時や日頃積み上げてきた努力が身になったと思えた時に、やりがいのようなものを感じられます。

例えば、最初の頃は分からない事があると、即座に上司へ聞いていたのですが、“どんな流れで調べて、検討していけば良いのか“が徐々に分かるようになる事や、相談案件に対してある程度自分自身で筋道を立てて、物事を判断できるようになった事が自己成長を感じる場面です。

就職活動中の皆さんへメッセージ

運輸局では鉄道やバス、タクシー、トラック、船舶等の交通モードに対する支援をしており、業務内容が多岐に渡るので、経験年数を積んでも一から勉強する必要があります。その反面、多種多様な仕事に携わる事ができる点や入局してから自分の適性を探す事ができる点が魅力だと感じています。

ご覧いただいている就活生の皆様の中には、“どのような仕事で活躍したいか”、“どんな働き方が自分に合っているか”といった明確なビジョンを抱いていない方もいらっしゃると思いますし、私自身も数年前の記憶を思い出すと就活中は不安に苛まれ、思い悩む時間が長かったです。

どんな職場でも実際に働くと想像していたイメージと違い、少なからずギャップを感じてしまう事もあるかと思いますが、ご自分の興味関心の幅を広げ、様々な業務説明会等に参加していただく事で、職場の雰囲気や業務内容を可能な限り感じ取っていただければと思います。運輸局の仕事に少しでも興味を持っていただけると嬉しいですし、皆様と一緒に働ける日を心待ちにしております。

所属、職名、内容などは令和7年3月現在のものです。