close

海上安全環境部 船員労働環境・海技資格課

海上安全環境部
船員労働環境・海技資格課
海技資格係長

平林 良介

ひらばやし りょうすけ

略歴

平成25年10月入局

平成25年10月愛知運輸支局
小牧自動車検査登録事務所 登録担当
平成27年04月愛知運輸支局 監査担当
平成29年04月岐阜運輸支局
輸送・監査担当
平成31年04月海上安全環境部
船員労働環境・海技資格課
仕事内容
・海技免状及び小型船舶操縦免許の発行
・海技士国家試験の事務
・水先人に関わる各種業務
など

先輩インタビュー

船員労働環境・海技資格課はどのような業務を行っているのですか?

 タンカーや豪華客船など大型船の運航には、船の総トン数やエンジン出力(馬力)に応じた海技免状が必要となり、レジャーなどが目的の小型船や水上バイクの運転では小型船舶操縦士免許証が必要となることが法律上定められています。

 当課では国家試験の合格者向けに各種免許・免状の交付を行ったり、大型船舶の乗務に必須である海技士国家試験の受付などを行っています。

 また、伊勢湾・三河湾など大型船が頻繁に航行する海域では船舶の大きさに応じて「水先人」を乗り込ませる必要があります。水先人には一定の資格要件があり、その試験業務や免許発行などの各種業務を行っています。

職場の雰囲気はどうですか?

 穏やかな人、優しい人が多い印象です。また業務で分からないことがあっても質問しやすいので大変助かっています。私は昨年まで陸上の交通機関に関わる仕事を担当していて、今年初めて海上の交通機関、すなわち船に関わる仕事をしているのですが、おかげで新しい仕事にもすぐに慣れることが出来ました。ちなみに運輸局は民間企業を経て入局されている方も多く、実は私も以前はメーカーの営業マンでした。そんな自分でも大変働きやすい環境です。ですから、新卒の方はもちろん、既卒の方、公務員への転職を考えている方も是非運輸局を目指していただけたら、と思います。

印象に残っている仕事はなんですか?

 伊勢湾・三河湾の実地調査を行ったことです。

 穏やかな内海である伊勢湾も、伊良湖岬沖から太平洋に出た途端に波が高くなります。激しい揺れの中を、水先人は船に取り付けられた梯子を登って大型船に乗り込み、日本屈指の貿易港である名古屋港・三河港での大型船の安全な運航を支えています。

 また沿岸漁船は大型船の合間をぬって漁を行い、しらすやアサリなど海の幸を我々にもたらしてくれています。

 普段、陸上で生活していると気付きませんが、大小様々な用途の船、そして船に関わる船員さんが日々の私たちの暮らしを支えていると実感出来たことが印象に残りました。

就職活動中の皆さんへメッセージ

 運輸局の仕事というと、どうしても観光や鉄道など華やかな業務をイメージされる方が多いかと思います。ただこれらは数多くある運輸局の業務のほんの一部であり、これ以外にも様々な業務を行っています。そして、どの部署も沢山の事業者・団体・関係省庁と関わりながら色々な仕事を進めています。説明会等では実際に自分が働く姿をイメージしながら、希望部署以外の人とも話をしてみて下さい。そのうえで、もしビビッときたら是非運輸局にチャレンジしてみて下さい。あなたと一緒に働けることを楽しみにしています!

所属、職名、内容などは令和2年3月現在のものです。