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鉄道部 計画課

鉄道部 計画課
係員

宮崎 裕太

みやざき ゆうた

略歴

平成26年4月入局

平成26年04月福井運輸支局
総務・企画担当
平成28年04月岐阜運輸支局
輸送・監査担当
平成30年10月中部検査部 登録確認調査員
平成31年04月鉄道部 計画課
仕事内容
・駅及び車両におけるバリアフリーの推進及び設備整備の支援
・鉄道事業の活性化に関する業務
・中部運輸局管内の鉄軌道駅におけるバリアフリー化の進捗状況とりまとめ
など

先輩インタビュー

鉄道部計画課はどのような業務を行っているのですか?

 鉄道輸送の安全・安心を確保するためや、駅や車両をバリアフリー化するため、訪日外国人旅行者の方々が入国から目的地まで円滑に移動できるようにするための費用に対して、補助という形で支援しています。

 補助を行った事業は、施設が適切に整備されていることや、補助金が適正に使われていることが求められるため、契約から支払までの書類を審査したり、現地へ赴いて設備を確認したりします。その際は、レールの長さや設備の大きさを測ったり、まくら木の本数を数えたりしますが、事業によっては線路内に立ち入る必要があり、鉄橋の上を歩いたりすることもあります。

印象に残っている仕事はなんですか?

 日頃から鉄道事業者と接するたびに、安全に対する意識がとても高いと感じさせられているのですが、運輸安全マネジメント業務で事業者へ直接安全に関するインタビューをする機会があり、鉄道を安全に運行し事故を起こさないようするために、鉄道事業に従事する一人一人が意識を高くもって日々努力しており、その積み重ねによって安全が確保されているのだと改めて実感しました。

 また、公共交通事業者としての自負を持ち、バリアフリー化に率先して取り組んでいただいていたり、バリアフリーに関する各種調査への協力を惜しまない姿勢には感銘を受けました。

仕事でやりがいを感じることはなんですか?

 鉄道は皆さんにとってただの移動手段でしかないかもしれませんが、安全・安心で誰もが利用しやすい輸送にすることで社会活動の有効な基盤となり、地域の活性化に繋がるという面があります。安全・安心な輸送を安定供給するためには多くの労力と多額の費用が必要ですが、鉄道事業者はこの費用を捻出することに苦労しています。私たちの行っている補助で鉄道施設の整備を支援することができ、安全・安心の維持向上に寄与できること、ひいては地域の活性化にも繋がっていることがこの仕事の醍醐味だと思います。

就職活動中の皆さんへメッセージ

 運輸局はワークライフバランスの確保に寛容な職場です。私は急を要する業務や繁忙期など必要な場合を除いていつも定時で業務を終了しており、年次休暇は毎年使い切る勢いで取得しています。昨年度は結婚の休暇5日間や妻の出産や育児参加の休暇(合計7日間)に加えて育児休業も1か月取得しました。第2子の育児休業は3か月取得する予定です。

 日頃から上司・先輩・同期・後輩が隔たり無く協力し合い、有事には助け合っているため今まで仕事で困難を感じたことはありません。他の職場の経験が無いため個人の主観になりますが、運輸局は人材に恵まれたいい職場だと思います。

所属、職名、内容などは令和3年1月現在のものです。