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愛知運輸支局 企画調整担当

愛知運輸支局 企画調整担当
運輸企画専門官

杉浦 亜由子

すぎうら あゆこ

略歴

平成29年4月入局

平成29年04月岐阜運輸支局
輸送・監査担当
平成31年04月観光部 観光地域振興課
令和02年04月愛知運輸支局 企画調整担当
仕事内容
・愛知県内自治体からの公共交通に係る相談対応
・路線バス運行費の赤字部分にかかる補助金申請書類の対応
・その他、支局ホームページ更新作業、メールマガジン発行
など

先輩インタビュー

中部運輸局に入局した理由はなんですか?

 実は最初から中部運輸局を選んでいたわけではなく、業務説明会や官庁ツアー、面接を受けて行くにつれて徐々に傾きました。明確な目標がないまま様々な公務員試験を受けていましたが、自分の趣味もあって、この運輸局で公共交通や鉄道関係を扱っていると知り運輸局に決めました。また、当時の面接官が優しかったことも決め手の一つです。

 私自身、農学部出身で、事務系の公務員の勉強(例えば経済、民法等)はまったく知らない0からのスタートでした。

 そんな人でも運輸局で楽しく仕事ができるということを知っていただければと思います。

運輸支局の企画調整担当ではどのような業務を行っているのですか?

 メインは愛知県内自治体からの公共交通に係る相談対応及び地域公共交通会議への出席です。

 自治体が描く公共交通の将来の姿や今ある課題を聞き取り、それを実現するための対応についてサポートを行っております。また地域公共交通会議へ出席し、住民代表、事業者、自治体等と今後の自治体が行う事業や年度の事業評価について協議を行います。

 この他、地域の生活の足を守るために必要な路線バスの補助金申請書類の確認や、新型コロナウイルスの影響であまり実施できておりませんが、自治体と連携したバスの乗り方教室や公共交通に関するセミナーの開催、調整を行っています。

新型コロナウイルスの影響で仕事の取り組み方は変わりましたか?

 変わりました。まず、上記にも書きましたがイベントやセミナーが中止になりました。また地域公共交通会議も現地開催が減り書面決議が増えたことで、自治体の担当者と話しをする機会や地域に出向く機会が減りました。そのため、電話等で積極的に自治体へ状況確認等を行うようになりました。

 在宅勤務ができるようになってからは、自宅でパソコンの遠隔操作ができてとても便利です。また紙ベースでなく電子ベースでのやりとりが増え、紙の書類を扱う煩わしさがなくなりました。

就職活動中の皆さんへメッセージ

 私は正直に言うと、高校、大学で学んできた農学の専門分野を、今の仕事に活かすことができていません。しかし、専門分野以外の論理的な思考や資料の作成技術は、今の仕事に活かせられていると思います。なので自分が興味をもったことはどんなことでもいいのでチャレンジしてはいかがでしょうか。きっと自分の学んできたことは何かに活かすことができるはずです。今やらなければならないことを整理して、何事にも全力で取り組んでいってほしいと思います。

とある1日の業務の紹介

8:30

出勤

前日帰庁後に届いたメールの確認及び本日の予定を確認します。

10:00

午前の業務1

この日は次回地域公共交通会議に向けたある自治体からの相談がありました。バス路線の変更の漏れ、会議資料の内容等をチェックします。支局の立場から助言し、より良い会議となるよう努めます。

11:30

午前の業務2

公共交通とは少し離れて、愛知運輸支局ホームページ更新作業やメールマガジンの原稿作成を行います。その他、公共交通事業者の人材確保にかかる事業のサポート、公共交通の被害者支援業務も行っております。

12:00

昼食

昼食は弁当を持参。アプリのゲームを楽しみ、15分ほど昼寝し頭をリセット。午後からの業務に備えます。

13:00

午後の業務1

まずは郵便物をチェックします。
地域公共交通会議の開催案内、地域公共交通会議資料等の内容を確認します。スケジュール管理も行います。

14:00

午後の業務2

提出いただいた補助金申請書のチェックをします。事業者、自治体からの申請書を細かくチェックし、電話、メール等で担当者へ連絡します。お金に関わることなので慎重に対応します。

17:15

退庁

通勤時間が長いので定時退庁を心がけています。17時以降に新しい仕事に手を着けないようにしています。

所属、職名、内容などは令和4年3月現在のものです。