バスやタクシー、トラックといったいわゆる自動車運送事業の許認可や監査・指導等が主な業務です。自動車運送事業は人や荷物をのせて、その対価として運賃や料金を受け取るお仕事ですので、高い倫理観が求められ、法令遵守が徹底されるよう日々書類の精査や厳格な監査に努めております。他にも自家用有償旅客運送（自家用車でも一定の条件を満たせば人をのせて、その対価を収受することができる）やレンタカー事業の許可審査等を行っており、業務の内容は多岐にわたります。時には難しい判断を迫られることもありますが、その分だけ成長できる大変やりがいのある仕事です。

　緊張感がありつつも、とても和やかで雰囲気の良い職場です。業務をしていく中で疑問に思うことや困ったことがあっても上司や先輩が親身に相談に乗ってくれ、アドバイスも頂けるのでとても仕事がしやすいです。また、有給休暇も取得しやすいので、仕事とプライベートの両立ができますし、今年度は新型コロナウイルスの影響もあり、あまり行けておりませんが、業務後に飲みに行ったりするなど職員間のコミュニケーションもよくとれていると思います。

　個人タクシーを営んでいる事業者向けに研修会を実施したことです。研修会では主に「個人タクシーに係る法的手続き」や「事業者が遵守すべき事項等」について説明し、運送法の理解を深めました。また、直近年度のデータを用いて、タクシーの事故がどの程度起きているのか、またどのような場所で起きやすいのかなどを説明し、注意喚起を図りました。説明の後には理解度チェックのため、受講者に簡単な試験を受けていただいたのですが、ほとんどが正解されており、研修会の意義を感じることができました。まだ分からないこともありますが、今後の糧となる大変有意義な時間でした。