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海事振興部 船舶産業課

海事振興部 船舶産業課
舶用工業係長

後藤 哲也

ごとう てつや

略歴

平成18年10月入局

平成28年04月海上安全環境部
船員労働環境・海技資格課
平成29年10月海上安全環境部
運航労務監理官
平成30年10月総務部 人事課
令和2年04月海事振興部 船舶産業課
仕事内容
・造船業の許可・登録
・造船・舶用工業の活性化対策
・モーターボート競走(競艇)監督業務
など

先輩インタビュー

海事振興部船舶産業課はどのような業務を行っているのですか?

 船舶産業課の主な業務は、造船業を始めるにあたり必要な許可や登録に関する業務です。船舶の材質や大きさによって、許可・登録・届出の3種類に分類されます。

 また、モーターボート競走(競艇)に関する業務も行っており、中部運輸局管内には5つの競走場(競艇場)がありますが、実際に競走場に行って調査等をすることもあります。

仕事でやりがいを感じることはなんですか?

 造船業は、日中韓3カ国で世界の9割のシェアを占め、四面を海に囲まれた我が国にとって必要不可欠な産業です。しかし、中国や韓国は政府の手厚い支援を受けており、日本の競争力は低下してきています。船舶産業課では、中小造船業・舶用工業経営技術セミナーを開催するなど、造船業・舶用工業の発展のための取組みも行っており、少しでも日本の産業の発展に貢献していることにやりがいを感じます。

印象に残っている仕事はなんですか?

 静岡県の浜名湖において、小型船舶を活用した防災訓練に参加したことです。

 平成30年7月の西日本豪雨の際に小型船舶による支援物資輸送が効果を発揮したことを受け、中部運輸局が推進する「海の駅・防災桟橋等の活用による舟艇利用促進事業」における実証実験として実施したものです。

 実際に小型船舶に乗船してみると、足場の悪い小型船舶で、人や物資を運ぶことは、想像以上に難しいことが分かりました。

就職活動中の皆さんへメッセージ

 中部運輸局は観光や公共交通に関することだけでなく、さまざまな業務を行っています。

 就職活動中の皆さんには、是非海事(船舶)関係業務に興味をもっていただきたいです。

 船舶は世界中を航行するため、世界を相手にする仕事です。

 中部運輸局でスケールの大きな仕事をしてみませんか!

所属、職名、内容などは令和3年1月現在のものです。